商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 1997/06/18 |
JAN | 9784003104514 |
- 書籍
- 文庫
桑の実
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桑の実
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商品レビュー
3.5
5件のお客様レビュー
作者自身も「ただ感じのみで興味をつなぐ」といっているくらい何も起こらない小説。でもこの「感じ」がはまると主人公のおくみさん始め、登場人物や作品自体が愛おしくいじらしくなる。日常のディテールが細かく生活感がある小説が好きな人におすすめ。
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- ネタバレ
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ゆったりとした余韻よりも、どうにもならない運命とそれを受け入れるしかない2人になんだかもやもやして終わった感覚。青木さんもおくみさんも居て欲しい、居たいって思ってるのに。直接的に言葉に出さなくても、好きって言葉が出てこなくても、2人は良い関係だと思うのだけれど……。おくみさんの将来もなんだか暗い。日常だけが明るくてゆったりとしていてずっと続いて欲しかった。
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読み終わった余韻が半端なかった。無いものへの無い物ねだりなのは分かってるけれどさ・・どうしてこうなった。としか言えない。 女として生まれているなら、こういう女性になれるものならなってみたいと本当に思うの。 あぁなんで、日本はこんなににも変わってしまったんだろう。 ただ、ただ、羨ま...
読み終わった余韻が半端なかった。無いものへの無い物ねだりなのは分かってるけれどさ・・どうしてこうなった。としか言えない。 女として生まれているなら、こういう女性になれるものならなってみたいと本当に思うの。 あぁなんで、日本はこんなににも変わってしまったんだろう。 ただ、ただ、羨ましくて仕方がない。其れほどまでに美しいと完成されてるって思った小説は久しぶり。
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