図解 経営を変える戦略アウトソーシング

アンダーセンコンサルティング(著者), 大上二三雄

• 販売会社／発売会社: 東洋経済新報社/
• 発売年月日: 1998/10/29
• JAN: 9784492089576

商品レビュー

2005/12/20

アウトソーシングの基礎が載っている。

・アウトソーシングの定義
・戦略的優位を獲得するため、従来社内で行なっていた業務プロセスを社外の資源を利用して遂行すること。

・アウトソーシングの目指すべき効果
・重複業務の削減
・品質向上による再作業の削減
・適正なスキルマッチングによる効率的業務遂行
・個人のエンパワーによる生産性の向上
・マネジメントの理解促進による全社業務との整合性向上
・業務の統合化によるスケールメリット

・アウトソーシングの期待効果
・アウトソーシングする場合は何がアウトソーシングできないかを検討するべき。
・モノと金を中心とするＯＳの目的は、施設・設備などの外部からの調達とコストダウン。
・固定費を変動費に変換し、市場の変化に容易に対応できる。
・人と金　⇒　人員削減による経費節減と体制のスリム化によるコアビジネスへの集中による会社の体質強化。
・人と技術　⇒　自社が保有しない人材、技術の導入。最先端スキルの継続的維持。新しいキャリアパスの創造。
⇒　競争力と利益率の向上、企業変革の加速、新規マーケットへの参入。

・アウトソーシングの成功要因
・ＯＳの成否は計画段階で決まる（目的を明確にすること）
・適切なプロセス定義−対象領域の定義
・正しい実行プロセスと適切なパートナー選定
・移行管理

・ＩＴアウトソーシングがもたらす利益
・コア部門へのフォーカス
・リソースの確保
・プロジェクト管理スキル、コスト管理
・新しいビジネス機会の獲得