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現代日本の名門校 「人材を育む」この中高一貫校
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 主婦の友社/ |
発売年月日 | 1998/09/10 |
JAN | 9784072233498 |
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現代日本の名門校
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やはり、娘の教育を考えるにあたって読んだ本です。 著者が取材し、著者が名門校であると認識した中高一貫校についての紹介がされています。 (ただ、12年前に出版された本なので、現在の実情とは若干異なっている部分があるかと思われますが…。) 各学校紹介の前に記述されている著者の主...
やはり、娘の教育を考えるにあたって読んだ本です。 著者が取材し、著者が名門校であると認識した中高一貫校についての紹介がされています。 (ただ、12年前に出版された本なので、現在の実情とは若干異なっている部分があるかと思われますが…。) 各学校紹介の前に記述されている著者の主張としては、 ・教育の目的と本質は『人間の優秀性の開発』と『人間性の陶冶育成』にある。#陶冶(とうや)って、言葉初めて知りました…。 ・社会人としての基本、人材としての基礎を体得できるのは、感受性が強く好奇心や活力旺盛な中学高校生時代をおいては無い、といえるだろう。 ・私立校のように「企業努力」をしなくても「学校倒産」とはならない”親方日の丸”意識が、本来は「優秀なはずの公立校の教師達」をサラリーマン化してしまった。 ・現代日本において、優れた中等教育は私立校にこそある。 その他、共感できる記述を備忘録として記載します。 ~ひところのように「中高6カ年一貫教育のほうが大学入試に有利だから…」という考えだけで「わが子の学校選び」をする親は少なくなった。(中略)人間としての在り方の基本を身につけさせるには「確固たる信念の下に『しっかりした教育指導』を行ってくれる私立の伝統校に限る」とまで思うようになっている。~ ~「娘の教育は、指導方針や理念のしっかりしたミッション・スクールに託したい」と必死になっているのは、(中略)こうした世の中だからこそ「ミッション・スクールで、人生とは何か、自分がどう在るべきか等々、自と他との問題を学び体得させたい」と考えているのである。~ それにしても、著者は名門カトリック女子校への思い入れが強すぎるのでは?と感じました。実際に、本書で名門として紹介され、「人間教育」に重きをおいているという学校内で陰湿ないじめがあったということを卒業生から聞いたことがあります。(どんな名門校でも、程度の差こそあれそのような現象が起こるのは、人間社会である以上致し方のないことかとは思いますが…。) 基本的に素晴らしい人材育成のためには、確固たる理念を持って設立された私立校での教育が重要といった考えには賛成なのですが、数値的に実証されているデータで、この考えが正しいことを確認したいのですが…。 「素晴らしい人材」の定義が難しかったりするので、なかなか数値的な検証は無理なのかな~。 そういえば、大学時代に私が所属していたサークルは本書に出てくる名門校出身の子が多かったけど、特にその人間性に感嘆した記憶はないなぁ~。ただ、それは私が所属していたサークルがお遊びヨットサークルだったからかな。模擬国連とかだったら、また違うのかも…。
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