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平家物語 「語り」のテクスト ちくま新書
726円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 筑摩書房/ |
| 発売年月日 | 1998/09/20 |
| JAN | 9784480057730 |
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平家物語
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平家物語
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商品レビュー
3.8
4件のお客様レビュー
物語の核心には、語りの重要性があり、歴史的背景や日本社会との関連性が深く掘り下げられています。『平家物語』は、単なるフィクションにとどまらず、語り手の声を通じて生き続ける文化的遺産としての側面が強調されています。著者は、物語が持つ鎮魂の意義や、平家の存在意義を考察し、現代の文学理論を踏まえた新たな視点からこの作品を再評価しています。また、語り物としての側面を重視することで、物語がどのように人々の心に影響を与えてきたのかを探求しており、平家物語を学ぶ上での必読書としての価値が高まっています。日本文学を理解するための基盤を築く一冊として、興味深い読み応えがあります。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
『平家物語』の内容を時代背景のなかに置いて紹介するとともに、それがテクストとして定着する以前に「語り」として人びとのあいだにつたえられてきたことの意義を論じている本です。 「語り」としての『平家物語』にいち早く着目したのは、民俗学者の柳田國男でした。柳田はとりわけ、鬼界ヶ島に流...
『平家物語』の内容を時代背景のなかに置いて紹介するとともに、それがテクストとして定着する以前に「語り」として人びとのあいだにつたえられてきたことの意義を論じている本です。 「語り」としての『平家物語』にいち早く着目したのは、民俗学者の柳田國男でした。柳田はとりわけ、鬼界ヶ島に流罪となりただひとり京に帰ることを許されなかった俊寛をめぐるエピソードに着目し、彼の娘の手紙をたずさえて島にわたった有王が高野聖となり、「語り手」としての役割を演じたことの意義について考察をおこないました。 一方で、テクストとしての『平家物語』の成立にかんしては、筑土鈴寛が柳田の説の修正をおこない、慈円のもとにつどう「供僧」たちによってまとめられたという見解を提出しました。しかし著者は、たんに成立論の観点に立って「語り」からテクストへと移行がなされたことを見るだけでは、『平家物語』における「語り」の意義を十全にとらえたことにはならないと批判します。むしろテクストは、「平曲」というかたちで語られるたびごとに、「語り」の発生した〈起源〉へと反復的に回帰するのであり、そのことが「盛者必衰の理」のもとで死んでいった者たちへの鎮魂の意義をもつと著者は考えます。 「語り」という観点から『平家物語』の意義を考察することは、高木市之助などの研究者たちもこぞってとりあげてきたテーマですが、本書では文章の表層に現われてはいないものの、現代の文学理論を踏まえたうえであらたにこの問題を考察しなおす試みがなされており、興味深く読みました。
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同じ筆者の『平家物語の読み方』のほうが、新しくよくまとまっている印象。 紅白の概念が平家物語に由来するとは、実は最近知ったのだけど、そう思うと今日の日本社会にも充分根付いている。 物語はフィクションだけれど、その影響が今の私たちに繋がっていると考えると面白い。 「その対抗形式...
同じ筆者の『平家物語の読み方』のほうが、新しくよくまとまっている印象。 紅白の概念が平家物語に由来するとは、実は最近知ったのだけど、そう思うと今日の日本社会にも充分根付いている。 物語はフィクションだけれど、その影響が今の私たちに繋がっていると考えると面白い。 「その対抗形式じたいが、日本社会という全体の枠組みを保証している。日本的な内乱の形式が、日本的な「祝祭」のスタイルをつくりだしたのである。」 「物語世界は文字テクストとして在るのではない。それは語られるそのつど、語り手の声をとおして一回的に呼びおこされる。」 平家物語を語ることの意味とは、何か。 その背景を知ることの魅力は大きい。
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平家物語を語り物として捉える観点は兵藤裕己さんがこの書でやったことであり、一般読書にんにも面白く読めるように作られています。 特に、平家物語の存在意義と鎮魂の役割の話は面白い。平家を学ぶ上では欠かせない一冊ですし、日本文学をやるなら一度は読んでおきたい作品です。考え方が強くなり...
平家物語を語り物として捉える観点は兵藤裕己さんがこの書でやったことであり、一般読書にんにも面白く読めるように作られています。 特に、平家物語の存在意義と鎮魂の役割の話は面白い。平家を学ぶ上では欠かせない一冊ですし、日本文学をやるなら一度は読んでおきたい作品です。考え方が強くなります。
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