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平家物語 「語り」のテクスト ちくま新書
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平家物語 「語り」のテクスト ちくま新書

兵藤裕己(著者)

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平家物語 「語り」のテクスト ちくま新書

726

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 筑摩書房/
発売年月日 1998/09/20
JAN 9784480057730

平家物語

¥726

商品レビュー

4

2件のお客様レビュー

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2011/06/20

平家物語を語り物として捉える観点は兵藤裕己さんがこの書でやったことであり、一般読書にんにも面白く読めるように作られています。 特に、平家物語の存在意義と鎮魂の役割の話は面白い。平家を学ぶ上では欠かせない一冊ですし、日本文学をやるなら一度は読んでおきたい作品です。考え方が強くなり...

平家物語を語り物として捉える観点は兵藤裕己さんがこの書でやったことであり、一般読書にんにも面白く読めるように作られています。 特に、平家物語の存在意義と鎮魂の役割の話は面白い。平家を学ぶ上では欠かせない一冊ですし、日本文学をやるなら一度は読んでおきたい作品です。考え方が強くなります。

Posted by ブクログ

2010/05/26

[ 内容 ] 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」に始まる詠嘆口調の名調子と雄渾無双のスタイルで、今も人々の心を魅了する『平家物語』。 それは浄土教信仰による終末論と無常観を背景に、源氏と平家の興亡を通して人の栄華のはかなさを描いたものとされている。 しかしこの物語には、武家...

[ 内容 ] 「祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり」に始まる詠嘆口調の名調子と雄渾無双のスタイルで、今も人々の心を魅了する『平家物語』。 それは浄土教信仰による終末論と無常観を背景に、源氏と平家の興亡を通して人の栄華のはかなさを描いたものとされている。 しかしこの物語には、武家政権を王朝の秩序に組み入れるという、王権の側の隠された意図があった。 「語り」から「文字」へのテクスト生成の現場を検証し、日本史と国文学の境界を超えた斬新な入門書。 [ 目次 ] 第1部 歴史の構想(祇園精舎 清盛と重盛 頼朝の挙兵 源平交替史) 第2部 反転する世界(終末の不安 怨霊・天魔・物の怪 テクストの流動) 第3部 「平家」語りの生成(語りのネットワーク 鎮まらざるもの 悪人の往生 潅頂巻の成立) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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