商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 1998/12/16 |
JAN | 9784166600199 |
- 書籍
- 新書
戦争学
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戦争学
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商品レビュー
4.1
13件のお客様レビュー
戦争学というタイトルに違わず、戦争の方法(=戦闘教義)の発展の歴史を正面から扱った新書。 著者が前書きで述べている通り、欧米に比べ日本では軍事研究がマイナーな分野とされており、国際関係史や地政学の範疇で戦争を扱った本は数多くとも戦術の本は少ない。 そういった意味では、戦術レベルで...
戦争学というタイトルに違わず、戦争の方法(=戦闘教義)の発展の歴史を正面から扱った新書。 著者が前書きで述べている通り、欧米に比べ日本では軍事研究がマイナーな分野とされており、国際関係史や地政学の範疇で戦争を扱った本は数多くとも戦術の本は少ない。 そういった意味では、戦術レベルでの戦争史が網羅的に学べる本書は希少だろう。 著者は元自衛官。好き嫌いは分かれるだろうが、アカデミックとは異なる「軍人」の文章も趣がある。 内容は、古代〜近世が特に面白い。カンネーの戦いにおけるハンニバルの騎兵運用、サマルカンドの戦いのチンギス・ハンの外線戦術などはかなりページ数が割かれており戦闘の経過がスリリングに伝わる。 一方で近代以降については、時代が下るにつれて書くべきことが増えるぶん記述が散漫になっていった印象。これは仕方のない側面もあることで、冷戦以降については姉妹書『新・戦争学』も出ているためそちらで補完するのがよいか。
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単純な間違いや疑問を持つところもあるが、戦術の発展の歴史として、わかりやすくまとまっている。ところで、ここでいう「戦闘教義」とはいわゆる「ドクトリン」のことでいいのだろうか。
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戦争学というよりも、戦争の方法がいかに進化してきたかを、戦争の歴史的な側面「戦史」で読んでいく本。内容は、基礎知識から、歩兵から現代の核までの戦争を通史としてまとめている。 第1章 戦争学の基礎知識 第2章 巨人の時代(歩兵) 第3章 騎兵の時代(騎兵の行き詰まり) 第4章 変...
戦争学というよりも、戦争の方法がいかに進化してきたかを、戦争の歴史的な側面「戦史」で読んでいく本。内容は、基礎知識から、歩兵から現代の核までの戦争を通史としてまとめている。 第1章 戦争学の基礎知識 第2章 巨人の時代(歩兵) 第3章 騎兵の時代(騎兵の行き詰まり) 第4章 変革の時代(海洋覇権の時代) 第5章 創造と昏睡の時代(近代戦と総力戦) 第6章 戦時国家(Nation at War)の戦争(第二次世界大戦まで) 第7章 核戦力の時代
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