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美術家列伝 ドナテッロ レオナルド・ダ・ヴィンチ(Ⅱ) 大学書林語学文庫2005
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美術家列伝 ドナテッロ レオナルド・ダ・ヴィンチ(Ⅱ) 大学書林語学文庫2005

ジョルジョヴァザーリ(著者), 亀崎勝(訳者)

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美術家列伝 ドナテッロ レオナルド・ダ・ヴィンチ(Ⅱ) 大学書林語学文庫2005

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 大学書林/
発売年月日 1998/06/30
JAN 9784475021937

美術家列伝 ドナテッロ レオナルド・ダ・ヴィンチ(Ⅱ)

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2010/02/02

(2005.05.20読了)(2005.04.16購入) 副題「ドナテッロ、レオナルド・ダ・ヴィンチ」 著者のジョルジョ・ヴァザーリ(1511-1574)は、美術家であり、ミケランジェロの弟子に当たるそうだが、美術家としてより、「美術家列伝」の著者として名前が出てくることのほうが...

(2005.05.20読了)(2005.04.16購入) 副題「ドナテッロ、レオナルド・ダ・ヴィンチ」 著者のジョルジョ・ヴァザーリ(1511-1574)は、美術家であり、ミケランジェロの弟子に当たるそうだが、美術家としてより、「美術家列伝」の著者として名前が出てくることのほうが多い。かなり分厚いもので、日本語版も出ているが、かなり高い。 この本は、イタリア語を学ぶ人のための本として編集されたもので、イタリア語原文と、その日本語訳、文法的な注釈がついている。 イタリア語に興味が無いわけではないが、とりあえずの興味は、美術家列伝の一端に触れてみたいということ。 「美術家列伝」の第1版を公にしたのは、1550年で、13世紀から16世紀にかけてのイタリア全域の画家、彫刻家、建築家の生涯を書き記した。 この本では、彫刻家のドナテッロと画家のレオナルド・ダ・ヴィンチを扱っている部分を収録している。 語学書のせいか、原文に忠実に訳しているためか、日本語の文章としては究めて読みにくい。文章の意味も非常に取りにくい。原文をそのまま日本語に移し変えただけでは、翻訳にならないということがよくわかる。 ●ドナテッロ 彫刻家(1386-1466) ドナテッロは、老年になり働けなくなった時、メディチ家から農園を贈与されたが、一年もたたないうちに、返したいといってきた。「農夫は、風が鳩舎を吹き飛ばした、とか、嵐がワインや果物を奪っていった、といっては何かと彼を煩わせるので。」 彫刻のためには働くが、世俗のことには煩わされたくなかったようだ。 ●レオナルド・ダ・ヴィンチ 画家(1452-1519) よく知られた逸話が記述してある。(この本がネタ本ということではあるが。) 「アンドレア・デル・ヴェロッキオの許で美術の修業を積んだ。聖ヨハネがキリストを洗礼する板絵を制作した際に、レオナルドは、何枚かの衣服を持つ天使を制作した。レオナルドの天使のほうがアンドレアの人物像よりもずっと優れていることが分かったので、アンドレアは、それ以後絵を描くのをやめた。」 「マドンナ・リーサはとても美しかったので、レオナルドは、彼女の肖像画を描いていた間、奏楽をしたり、歌うものや、彼女を陽気にさせるような道化師を雇って、描かれる肖像画にしばしば与えるのが常であるあの憂鬱を取り除いた。」 ●関連図書 「フィレンツェ」高階秀爾著、中公新書、1966.11.25 「微笑の構造」田中英道著、小学館、1977.06.20 「レオナルド・ダ・ヴィンチ」田中英道著、講談社学術文庫、1992.02.10 (「BOOK」データベースより)amazon ジョルジュ・ヴァザーリの『美術家列伝』は、ルネサンス時代の画家、彫刻家、建築家の伝記を列伝体で著した、イタリア美術史を学ぶものには必読の書である。そこでは、当時の美術家達が実に人間らしく活写された多くの逸話が散りばめられている。本書は、イタリア語学習者の参考書として、古代復興を標榜し15世紀に目覚しい活躍をした彫刻家ドナテッロ及び盛期ルネサンスの巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチの各伝記に文法上の注釈を付したものである。

Posted by ブクログ

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