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集落の教え100
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集落の教え100
¥2,750
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商品レビュー
4.4
11件のお客様レビュー
世界の集落を写真と文で紹介しつつ普遍的な要素を教えとして抽出する。中東、アフリカ、中南米が多め。「自然の呼吸に合わせて、集落や建築の呼吸を計画せよ」とか気候変動の時代にあって一層必要なことだね。メヒカルティタンという行ってみたくはないけど気になる街を知った。 「鳥は、集落や建築の...
世界の集落を写真と文で紹介しつつ普遍的な要素を教えとして抽出する。中東、アフリカ、中南米が多め。「自然の呼吸に合わせて、集落や建築の呼吸を計画せよ」とか気候変動の時代にあって一層必要なことだね。メヒカルティタンという行ってみたくはないけど気になる街を知った。 「鳥は、集落や建築の友である。」それはそう。
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【建築学科】ベストリーダー2024 第7位 東京大学にある本はこちら https://opac.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/opac/opac_details/?bibid=2003503795
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- ネタバレ
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100の集落から建築空間においての教えを100個記した本。見開きで世界の集落の写真とその集落に対する解釈が記されている。しかしその解釈が集落の全てを語っている訳ではなく、一部抽出した部分のみを語っている。つまり深掘りした解釈では無いのだ。だから集落固有の特徴を述べているわけではなく、普遍的な特徴を述べている。普遍的な特徴を述べることにより、それは建築を作る者に対して「建築空間とは何か」を考えさせるのである。 普遍的な情報で、しかもそれは集落から抽出された情報。しかしその情報が今の建築空間にも共通する。 集落という感覚的に遠いテーマから現代の建築に共通事項を見つけることができて、本当に面白い本だった。まだ完全には理解しきれていない為再読が必要だと思った。 特に以下の3つが特に印象に残った。 [12]集落が好むのは、不動たるものではない。絶えざる変化であり、展開である。 [20]祭りが集落の様相を変えるように、いろいろな出来事が集落や建築を変える。場面を待つように、それらを作らねばならない。 [91]装飾は、あってもよいし、なくてもよい。少なくてもよいし、多くてもよい。しかし集落や建築自体が、風景のうえからすると、自然に対する装飾である。
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