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真夜中の太陽 恐怖と怪奇名作集2
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真夜中の太陽 恐怖と怪奇名作集2

ロッド・サーリング(著者), H.P.ラヴクラフト(著者), レノックスロビンスン(著者), リチャードマシスン(著者), 矢野浩三郎(訳者)

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真夜中の太陽 恐怖と怪奇名作集2

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩崎書店
発売年月日 1998/07/30
JAN 9784265032525

真夜中の太陽

¥1,430

商品レビュー

3.5

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2023/09/17

児童向け海外ホラーアンソロジー。 ラヴクラフト「ランドルフ・カーターの語ったこと」、ロビンスン「水のなかの顔」、マシスン「高度7000メートルの悪夢」は再読でした。ここからもうなんとも言えないセレクトですよ。 唯一読んだことのなかったサーリング「真夜中の太陽」ですが、これまた怖い...

児童向け海外ホラーアンソロジー。 ラヴクラフト「ランドルフ・カーターの語ったこと」、ロビンスン「水のなかの顔」、マシスン「高度7000メートルの悪夢」は再読でした。ここからもうなんとも言えないセレクトですよ。 唯一読んだことのなかったサーリング「真夜中の太陽」ですが、これまた怖い、というか嫌な話でした。酷暑の最中に読む作品としては、ハーヴィー「炎天」と並ぶ嫌さの物語です。地球の軌道が狂い、異様に太陽に接近してしまった世界で破滅を待つだけの人類。ああ嫌だ。本当に嫌だ。だけれどもラストでどことなく安らぎを感じてしまった気がするのは気のせいなのでしょうか。

Posted by ブクログ

2020/11/12

ラブクラフトを読んでみたくなり、これも図書館にあったのを読む。4編ともひねりがきいていて書名の「恐怖と怪奇」のとおりの世界。 「ランドルフ・カーターの語ったこと」(ラブクラフト) ハーリーと墓場に行ったカーターは、遥か地下へと続く階段を下ったハーリの叫び声を聞いたのを最後にベッ...

ラブクラフトを読んでみたくなり、これも図書館にあったのを読む。4編ともひねりがきいていて書名の「恐怖と怪奇」のとおりの世界。 「ランドルフ・カーターの語ったこと」(ラブクラフト) ハーリーと墓場に行ったカーターは、遥か地下へと続く階段を下ったハーリの叫び声を聞いたのを最後にベッドにいた。ハーリーはどうしたのか、地下には一体何が・・ 後は読者の想像に任せる書き方が不気味さをかきたてる。ラドクリフが1919年に見た夢を作品にしたそうだ。 「真夜中の太陽」(ロッド・サーリング著) 地球はある日太陽に向かう軌道になり灼熱に。皆カナダへと車で向かい、アメリカのアパートで1人暮らしの画家ノーマは、ついに向かいの婦人と二人きりになってしまう。残された町では略脱が起こり、と今迄見たパニック映画が目に浮かぶ。だがさらにドンデン帰しがあり、実は・・ でもやっぱりパニックは終わっていない。 「水のなかの顔」(レノックス・ロビンスン著) 人里離れた山懐に住むジェリー。父に連れられ行った湖に女性の顔を見る。父母も亡くなり一人となったジェリーはある日町で水の中の顔とそっくりの女性と出会う。「雪女」や「鶴女房」などと似た話。 「高度7000メートルの悪夢」(リチャード・マシスン著) ウィルスンは飛行機に乗っていた。が、ふと窓を見ると翼に男が。スチューワーデスを呼ぶと男は消えていた。が、また男が・・ 男はだんだんウィルスンに迫り・・ ドラマにしたらおもしろいだろう。 ロッド・サーリング(1924-1975)アメリカTV「「トワイライト・ゾーン」のシリーズ156話のうち92話のシナリオを担当。うち19話を自ら短編小説にした。「真夜中の太陽」は19621.11.17放送。 レノックス・ロビンソン(1886-1958)アイルランドの劇作家。「水の中の顔」は1920発表の「八つの短編」所収。 リチャード・マシスン(1926-2013.6.13)アメリカニュージャージー州生まれ。サーリングと同じく「トワイライト。ゾーン」の脚本を担当。1963.10.11放送。このTVに不満だったマシスンだがスピルバーグは1983年に映画「トワイライトゾーン」の4話としてリメイクした。 1998.7.30第1刷 図書館

Posted by ブクログ

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