商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 1998/08/10 |
JAN | 9784167256074 |
- 書籍
- 文庫
裏表忠臣蔵
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
裏表忠臣蔵
¥460
在庫なし
商品レビュー
3.3
3件のお客様レビュー
小林信彦が忠臣蔵に挑…
小林信彦が忠臣蔵に挑んだ!!彼独特の世界だ。
文庫OFF
忠臣蔵をヒーロー視して描くのでなく、大石たちを人間として描こうとしている。元禄時代の庶民のイベント期待に流される形で、赤穂の遺臣が吉良邸に討ち入る。歴史は英雄が動かすのでなく、時代の空気が作るもの。仇討ちでないのに正義にして、その後の仕官も期待する。仇討ちの連鎖(上杉VS浅野)を...
忠臣蔵をヒーロー視して描くのでなく、大石たちを人間として描こうとしている。元禄時代の庶民のイベント期待に流される形で、赤穂の遺臣が吉良邸に討ち入る。歴史は英雄が動かすのでなく、時代の空気が作るもの。仇討ちでないのに正義にして、その後の仕官も期待する。仇討ちの連鎖(上杉VS浅野)を防ぐためには四十六人を生かしておくわけにいかないという綱吉の苦渋の判断。裏読みするとそうだなと思う。「裏表」の意図が分かる。
Posted by
史実の赤穂事件と「仮名手本忠臣蔵」は別物なんだよという話。ちょっと古い本だが、これが嚆矢なのかな。登場人物が現代語でぶつぶつと愚痴るところが面白い。井上ひさしを思い出した。
Posted by