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芥川龍之介全集(第19巻) 書簡3
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商品詳細
内容紹介 | 内容:書簡 3(大正9年-11年) 宮坂覺注解 |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 1997/06/01 |
JAN | 9784000919890 |
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芥川龍之介全集(第19巻)
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芥川龍之介全集(第19巻)
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平成9年に発刊された全集。第22巻は芥川龍之介の未定稿の作品ばかりを集めた巻である。ここに、「三つの指輪」(仮)が掲載されている。 内容は、バクダッドを舞台にした不思議なお伽噺。3人の人物が、アラビヤの魔神(ヂン)が作った魔法の指輪を貰うが、実際には指にはめずに幸せになるとい...
平成9年に発刊された全集。第22巻は芥川龍之介の未定稿の作品ばかりを集めた巻である。ここに、「三つの指輪」(仮)が掲載されている。 内容は、バクダッドを舞台にした不思議なお伽噺。3人の人物が、アラビヤの魔神(ヂン)が作った魔法の指輪を貰うが、実際には指にはめずに幸せになるという短 編である。このたび、この噺の発表先が見つかったので、今後は(仮)でも”未定稿”でもなく正式に全集に掲載されるであろうか。 しかし私としては物語の最後の3行が気になる。この3人は実に気持ちの良い王様と妃と大臣であるが、端的に「乱が起って~自ら食を求めるという様な境遇になった」と、どんでん返しの出来事が書かれているのである。 本来はここもスペクタクルな物語にするつもりだったのでは? というより、ここから指輪が活躍するんじゃないですかい?まだ書き足りないんじゃないんですかい?芥川さん!
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