商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論社/ |
発売年月日 | 1998/04/07 |
JAN | 9784120027741 |
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明日に手紙を
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商品レビュー
4.5
2件のお客様レビュー
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六十七歳の女性が欠陥洗濯機により感電死し、製造元のK電機工業は、世間の非難を浴びるが、強硬な姿勢を崩さなかった。 管理課係長の成瀬は会社に認められようと、事故処理にひとつの案を提出し、採用された。 それは、被害者の娘夫婦―平田敬・充子や不買運動グループのリーダーに匿名で中傷の手紙を出し、疑念を抱かせて結束を弱めよう、というものだった。 成瀬の妻真知子は夫のためにと、平田敬に「あなたの妻は不倫をしている」という手紙を宛てるのだが。 一通の手紙が人の心に投げかける意外な波紋…。 (アマゾンより引用) いやぁ…人間って怖い(笑) この物語に出てくる2代目社長(結局は先代により引きづり降ろされたけど)を見てると、どこやらのボンボン社長が頭に浮かんできました(笑)
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会社の不始末から逃げようとする2代目。 責任を取ることが,次へつながるということがわからない経営者の後継者。 こうやって会社が駄目になっていくんだということが分かる。 その責任を取らされそうになる部下。 いろいろ四苦八苦して,会社は持ち直しそうになるが, すべての責任を取らされそうになる。 自殺まで決意するが,家族の支えが最後の綱。 会社よりも家族を大切にしろという赤川次郎の伝言だろう。 勤め人だった赤川次郎の経験に基づいた記述が光る。
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