商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 角川書店/ |
発売年月日 | 1997/05/20 |
JAN | 9784048729819 |
- 書籍
- 書籍
ガラスのメロディ
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
ガラスのメロディ
¥1,210
在庫なし
商品レビュー
2.7
4件のお客様レビュー
河村隆一の短編小説集。各話、独立した別個の物語なんだけど、主人公がとにかくなにかから逃避してる。ほぼ全話そこからスタート。「~から逃げてきた俺は…」「~を置き去りにしてきた俺は…」「~にたどり着いたおれは」。もう逃げてきてないだろう、とページをめくると「逃げるのに疲れた俺は…」と...
河村隆一の短編小説集。各話、独立した別個の物語なんだけど、主人公がとにかくなにかから逃避してる。ほぼ全話そこからスタート。「~から逃げてきた俺は…」「~を置き去りにしてきた俺は…」「~にたどり着いたおれは」。もう逃げてきてないだろう、とページをめくると「逃げるのに疲れた俺は…」とか書いてる。なにがあったこの時期の河村。
Posted by
雑誌の連載は、毎号の一番最後の1ページ。 ポストカードの風景から連想した短編集。 彼の言葉の選び方はまだ拙いけど、懐かしい記憶に直結するから、大切な1冊。
Posted by
今となっては、なかったことにしたい 河村隆一ファン時代(中学3年)、 発売日に目を血走らせて購入。 昨日自宅を掃除していた際に出てきたので 読み返してみることにしました。 ガラスだの海だの モノクロの写真だの 間接照明のバーだの ひたすらスカしやがった うすっ...
今となっては、なかったことにしたい 河村隆一ファン時代(中学3年)、 発売日に目を血走らせて購入。 昨日自宅を掃除していた際に出てきたので 読み返してみることにしました。 ガラスだの海だの モノクロの写真だの 間接照明のバーだの ひたすらスカしやがった うすっぺらいディティール満載で、 いけすかないことこの上なし。 どの一行にもときめかなくなった 自分の成長を評価したい一冊です。
Posted by