商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 1997/07/20 |
JAN | 9784163530901 |
- 書籍
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対談集 失われた志
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対談集 失われた志
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180207「志」の勉強も良い 気持ちが爽やか 城山三郎さんに嵌まっている 塩野谷先生の名前も出てくるから楽しい 私は本当に良い学校に学ばせて頂いた そして塩野谷先生初め、良き先輩・同期・後輩に恵まれたと思う Q3、アイセック、塩野谷ゼミと、ポイントは押さえて四年間学んだ 城山...
180207「志」の勉強も良い 気持ちが爽やか 城山三郎さんに嵌まっている 塩野谷先生の名前も出てくるから楽しい 私は本当に良い学校に学ばせて頂いた そして塩野谷先生初め、良き先輩・同期・後輩に恵まれたと思う Q3、アイセック、塩野谷ゼミと、ポイントは押さえて四年間学んだ 城山三郎さんは、リーダーたるもの、志と覚悟 昭和の軍隊のような腐った組織を嫌悪する 絶対権力の腐敗 「大義の末」 注文したところ ぜひ読んでみたい 勉強しないで批判をするのは軽率の極み 浜口雄幸首相と井上準之助蔵相 バブルの日本を憂えて緊縮財政 金解禁による経済スリム化 軍事予算の削減・疲弊した農村地方経済から暗殺に倒れる 高橋是清首相 財政拡大によるケインズ経済のさきがけとなる 日銀引受けで金融緩和のイメージ強いが、日銀資産は膨張していない 日銀の国債は徐々に民間に売却 財政拡大で増やした軍事予算を削減しようとして暗殺された 翻って現代 アベノミクスという甘いクスリは我々をどこへ導くのか 五年の月日で、経済は小康状態というが、積上げた債務は天文学的 日本は再度敗戦を迎えるのか? 面白かったデータ 敗戦による国富の損害 80兆円 バブル崩壊による国富の損害 100兆円 我々は定期的に「巨大な毀損」を必然とするのか・・・
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戦時中の軍隊での体験から、組織に疑問を持ち、それが小説を書くきっかけになったという城山三郎の、小説家を始め各界の著名人との対談集。 戦争そして敗戦を経験した日本が、権力のはびこることを許さない社会をつくることが夢であり、初心であり、志であったはずが、その志はどこへ行ったのか、と読...
戦時中の軍隊での体験から、組織に疑問を持ち、それが小説を書くきっかけになったという城山三郎の、小説家を始め各界の著名人との対談集。 戦争そして敗戦を経験した日本が、権力のはびこることを許さない社会をつくることが夢であり、初心であり、志であったはずが、その志はどこへ行ったのか、と読み手も襟を正すべき、テーマの対談。 ではあるが、 組織とは、リーダーのあるべき姿とは、等々に関心を持った初読時に比べ、19年ぶりの再読では、まことに卑近な個所が印象に残った。 佐江衆一氏との対談『老い方の研究』で、寿命が延びたとの話からの、城山氏のこんな発言。「・・・その時間を持て余す恐怖なんてことを言う人もいるが、私は好きな本があれば、こんなに楽しい時間はないと思う。本が最良の友だと思いますね。」思わず、御意!!と。
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