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春秋の色 講談社文庫
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春秋の色 講談社文庫

宮城谷昌光(著者)

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春秋の色 講談社文庫

616

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 1997/01/15
JAN 9784062634298

春秋の色

¥616

商品レビュー

4.3

4件のお客様レビュー

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2017/10/31

春秋時代や戦国時代に、少しだけ興味がある。 どうやって知るか、となると、研究書にしても、何を読んでいいかわからないし、読みこなせるとも思えない。 そこで、何か小説で、と宮城谷さんの本のお世話になる。 本書は、古代中国の文化や文献を素材にした随筆なのだけれど、同時に夏王朝の頃を描...

春秋時代や戦国時代に、少しだけ興味がある。 どうやって知るか、となると、研究書にしても、何を読んでいいかわからないし、読みこなせるとも思えない。 そこで、何か小説で、と宮城谷さんの本のお世話になる。 本書は、古代中国の文化や文献を素材にした随筆なのだけれど、同時に夏王朝の頃を描いた出世作、「天空の舟」などを書いた頃の話や、故郷蒲郡についてのエッセイもあった。 宮城谷さんは、英文学をやってきた人だったことも、本書で初めて知った。 また、立原正秋ら、大学の恩師たちとの関わりと修業時代のことも何度も出てきた。 正直、この世代の作家が、大学の文学誌(早稲田文学)で世に出ていくというコースがあるのかとは思っていなかったから、驚いた。 高校時代に作家になることを志し、大学時代外国語をマスターしつつ、文体を確立させ、そしてさらに数年かけて書くべき題材を見つけた。 こんな風に作家になっていく人は、今いるのだろうか。

Posted by ブクログ

2017/06/05

随筆集。宮城谷さんのイメージは学究の徒といった感じなんですが、この本を読んで、ロマンチストだなあと新たな発見をした気持ちです(笑)

Posted by ブクログ

2008/06/29

裏表紙に書かれている、本の内容紹介から、古代中国や中国古典のトリビア的な本なのかと思った。 そのような内容も含まれているが、宮城谷氏自身の思い出や、書評なども収録されている。

Posted by ブクログ

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