商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 角川書店 |
発売年月日 | 1997/11/05 |
JAN | 9784048730747 |
- 書籍
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麒麟
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麒麟
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橋本左内、福井藩の藩医を勤める父の跡を継ぐべく、幼少より勉学に励み、漢方医学、蘭学、西洋医学を勉強し、父亡き後藩医となるが、時代は幕末、いつしか「日本の改革」という大きな夢をかかげ、国事に身を投じる。 水戸藩や西郷隆盛らと一橋慶喜の将軍擁立に奔走するも、時の大老井伊掃部頭により極刑に処される。 享年わずか26歳。 幕末ものは好きなので、よく読んでいるが橋本左内は初めて。 驚くべきは、その勉学に対する姿勢で、15歳で「啓発録」というものを書いている。内容は5つの項目からなっていて、いずれも学問を志した左内がこれからどのように生きていくかという心構えが綴られている。左内の人生まさに勉学あるのみ、なのだ。 自らを厳しく律し、甘えを許さず目標をかかげ突き進む、そうして夢半ばで、無念にも刑場の露と消えた、そういう何人もの人たちがあって今の日本がある・・・・
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橋本左内と聞いて、ピンとくる方は少ないのでは? 幕末といえば、坂本竜馬、西郷隆盛、大久保利通、高杉晋作などの偉人を多数輩出した時代。 橋本左内が活躍したのは、彼らが活躍する少し前の時期ということになるでしょうか。 それゆえ、その人物像はあまり知られていない。 しかし、早くから開国...
橋本左内と聞いて、ピンとくる方は少ないのでは? 幕末といえば、坂本竜馬、西郷隆盛、大久保利通、高杉晋作などの偉人を多数輩出した時代。 橋本左内が活躍したのは、彼らが活躍する少し前の時期ということになるでしょうか。 それゆえ、その人物像はあまり知られていない。 しかし、早くから開国が必要という考え方を持ち、政治活動に奔走。 その有能さゆえに、紀州派から目を付けられ、命を落とすこととなる。 この時代というのは、さまざまな偉人が登場しては悲運の最期を迎えている。 今から、考えるともったいない話で、坂本竜馬や西郷隆盛など多くの偉人や才能をむざむざ散らしていった。 だけど、逆に考えれば、時代を変えるためには、それほどの犠牲が必要だったのでしょう。 橋本左内も、そのうちの一人なのかも。 今の時代においても、自らのい犠牲を顧みない偉人が必要とされているのではないでしょうか。 引退を表明しながらあっさり撤回する元総理、裁判で忙しい元代表、地盤と看板で当選してくる二世議員たち。 これじゃあ日本は無理ですか・・・
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