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肥前 有馬一族
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肥前 有馬一族

外山幹夫(著者)

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肥前 有馬一族

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新人物往来社/
発売年月日 1997/08/23
JAN 9784404025029

肥前 有馬一族

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2009/04/05

「有間」はやがて「有馬」に。そして「有馬に有馬なし」となる。 はじめてのキリシタン大名となった大村純忠、天正少年遺欧使節の千々石ミゲル、岡本大八事件で死罪になった有馬晴信。けっこう有名人が出ているのにあまりメジャーではない有馬一族について詳しく書かれた現時点で唯一の書籍だと思われ...

「有間」はやがて「有馬」に。そして「有馬に有馬なし」となる。 はじめてのキリシタン大名となった大村純忠、天正少年遺欧使節の千々石ミゲル、岡本大八事件で死罪になった有馬晴信。けっこう有名人が出ているのにあまりメジャーではない有馬一族について詳しく書かれた現時点で唯一の書籍だと思われます。 戦国期から江戸初期の有馬は正にキリスト教に翻弄された歴史ですね。キリスト教がなければ起こらなかった悲劇もあるし、キリスト教があったからこその栄光もある。国内史料と外国史料の両面から見るっていうのは宣教師の影響が大きかった九州ならではだな〜。 しかし他宗教排斥はやっぱりいただけない・・・イエズス会が成立した背景を考えるとその教えを受けたものがそっちに走るのは当然の流れかもしれませんが、気分が悪くなるなぁ。宗教間の争いなんてどこでもあることだけど、宣教の過程での徹底的な排他がなければあそこまでたくさんの殉教者を出さずに済んだかもしれないと思うのは浅薄ですかそうですか。 そして本多の血を継ぎ家康の養女となった女性に助けられた一族がここにも、ですね。徳川の姻戚というものはかくも強いものであったか。。。 悲劇的な末路を辿っているようだけど、苗字の地である有馬を離れてから一族としては少しずつ良い方に向かっていったみたい。皮肉なことだけどせめてそれが救いだなぁ。

Posted by ブクログ

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