商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 工作舎/ |
発売年月日 | 1997/09/10 |
JAN | 9784875022862 |
- 書籍
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恐怖の館
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恐怖の館
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商品レビュー
3.7
3件のお客様レビュー
狂ってる。 現実と妄想(彼女にとっての現実だったのかもしれないが)の境目が曖昧になり、世界が歪む。 物語だけでなく、自伝的な文章ですら。 彼女のお話の世界を地でいく人なのだなぁ。 訳者あとがきを読んでさらに、お話であっても彼女の背景を踏まえて楽しむのがいいのだと理解。 ちょうど...
狂ってる。 現実と妄想(彼女にとっての現実だったのかもしれないが)の境目が曖昧になり、世界が歪む。 物語だけでなく、自伝的な文章ですら。 彼女のお話の世界を地でいく人なのだなぁ。 訳者あとがきを読んでさらに、お話であっても彼女の背景を踏まえて楽しむのがいいのだと理解。 ちょうど初期のCoccoとかどっぷり聴いている時期で、読むテンション的にはちょうど合致していたようにおもう。 絵も描く人だったのですね。(絵も、というより絵が本職なのかな?) 芸術家。生き方も含めて。 http://blog.livedoor.jp/kokinora/archives/1026720319.html ここ読んでたら、いやー。。本物の絵見てみたくなった。すごい。 雑誌モンキーのデビュタントや柴田元幸氏の本で興味をもって読んだのもあり、読むきっかけになった短編たちのがすき。 長いと、とぶ話についていけなくなったり名前を覚えられなかったりしてしまうので。。 話がとぶのにはついていかなくていいのかもしれないけど、今まであまりそういうタイプの文章を読んでこなかったものだから。 でもなんだか気になるんだよなぁ。
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シュールレアリストとして名高いレオノーラ・キャリントンの絵は何度か見ていたけど、小説を読んだのはこれが初めて。馬と人が入り混じるイメージが頻出し、残酷な描写も多いのがレオノーラ流か。しかしいちばん驚かされたのは、スペインで精神病院に収監されていた時の体験を生々しく記した「ダウン・...
シュールレアリストとして名高いレオノーラ・キャリントンの絵は何度か見ていたけど、小説を読んだのはこれが初めて。馬と人が入り混じるイメージが頻出し、残酷な描写も多いのがレオノーラ流か。しかしいちばん驚かされたのは、スペインで精神病院に収監されていた時の体験を生々しく記した「ダウン・ビロウ」。分裂と妄想状態にある思考を内面からこれほど明晰に述べた記述は少ないのではないか。ということは、あれらの小説も創作というより、かなりの部分は、彼女が実際に見たビジョンだったのかもしれない。「作品」なのか彼女の真実なのか、どちらにしてもきわめて強烈な印象を残す作品世界であることは間違いなく、特異な才能をあらためて実感する。
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シュルレアリストの中でもダントツに好きなレオノーラ・カリントンの小説。 大人のための童話・・♪ 暗黒のファンタジーって大好き。 「耳らっぱ」も古本屋で購入。 “80歳になったアリス”という帯だけでもうれし涙が出ます。
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