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行為と妄想 わたしの履歴書
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行為と妄想 わたしの履歴書

梅棹忠夫(著者)

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行為と妄想 わたしの履歴書

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞社/
発売年月日 1997/06/13
JAN 9784532162207

行為と妄想

¥1,870

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2012/12/23

旧制中学時代以降、交友関係に錚々たる名前が登場する。断片的ながら、各人の経歴も垣間見れる。学生時代から様々なアイデアを企画している。タイトルの「妄想」は、そうした意味だということがわかった。そして、そのための組織をつくって実行する能力も伴っていたことがよく伝わってくる。 荘子の...

旧制中学時代以降、交友関係に錚々たる名前が登場する。断片的ながら、各人の経歴も垣間見れる。学生時代から様々なアイデアを企画している。タイトルの「妄想」は、そうした意味だということがわかった。そして、そのための組織をつくって実行する能力も伴っていたことがよく伝わってくる。 荘子の「櫟社の散木」をモットーとして、人の役に立ちそうにないことばかりやって生きてきた、という姿勢だけは自分と共通する。氏の本性は人間嫌いで、本来は孤独で過ごしたいともいう。 書物に書かれていることを引用することを他人の考えを書いていると批判し、自分で考えることを主張してきた。それでも、雑誌を入れると1万数千点の蔵書を持っていた。これは一括して民博に寄贈されている。 ・京都一中の同級生:川喜田二郎(東京工大教授→筑波大教授) ・山岳部の仲間:柴谷篤弘(オーストラリアの国立研究所→京都精華大学学長) ・三高の同級生:吉良竜夫(大阪市立大学教授→琵琶湖研究所所長) ・三高時代の京大の先輩:四手井綱英(京都大学教授) ・京大探検地理学会の学生部会隊員:中尾佐助(大阪府立大学教授) ・学術探検(ベンゼン核)の指導者:今西錦司 ・指導した学生:河合雅雄(霊長類研究所教授→同所長→モンキーセンター所長→兵庫県立人と自然の博物館長) ・人文研「文明の比較社会人類学研究」班員:上山春平、梅原猛、林屋辰三郎 ・京大探検部:京大学士山岳会の中の探検派が独立して1956年につくられた。本多勝一(朝日新聞)、高谷好一(京都大学教授) ・「季刊人類学」編集委員(近衛ロンド):池田次郎、加藤秀俊、佐々木高明、米山俊直など。89年休刊。 ・知的生産の技術研究会:八木哲郎が組織。97年に県立宮城大学が学科として取り上げ、久恒啓一が教授に就任。 ・民博創設時に移った:佐々木高明、石毛直道など ・国際日本文化研究センター(日文研):桑原武夫、今西錦司、梅原猛とともに中曽根総理と会して決定(1987年設立、西京区御陵)

Posted by ブクログ

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