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感性論 認識機械論としての「美学」の今日的課題
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 晃洋書房/ |
発売年月日 | 1997/02/28 |
JAN | 9784771009196 |
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感性論
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「美学」を、バウムガルテン以来の「感性論」として捉える観点に立って、その現代的な可能性を論じた13人の執筆者による論文を収録しています。 米澤有恒の論文「感性的認識―美学史的考察」が、もっともこうした立場を前面に押し出した論考となっており、西洋美学の歴史のなかに感性論の系譜をた...
「美学」を、バウムガルテン以来の「感性論」として捉える観点に立って、その現代的な可能性を論じた13人の執筆者による論文を収録しています。 米澤有恒の論文「感性的認識―美学史的考察」が、もっともこうした立場を前面に押し出した論考となっており、西洋美学の歴史のなかに感性論の系譜をたどるとともに、コンラート・フィードラーの芸術学の特殊性を浮き彫りにしています。この問題意識をある意味で継承しているとみなすことができるのが、岩城見一の論文「現代感性学と二種の新形而上学―その新しさと問題性のメカニズム」で、フィードラーとベームの芸術学の意義を、現代の美学が直面している課題と絡めつつ、明らかにしています。さらに太田喬夫の論文「形象とその経験―ゴットフリート・ベームにおける」も、ベームの美学の意義を解明する論考となっています。 カントの『判断力批判』の一節を詳細に解釈している金田千秋の論文「判定構造論の虚焦点」から、テクノロジーと美学の可能性について語った室井尚の論文「文化とテクノロジー」まで、硬軟織り交ぜた論文集となっています。
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