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国境なき弁護士たち 知られざる国際弁護士の光と影
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 産能大学出版部/ |
発売年月日 | 1997/07/25 |
JAN | 9784382054110 |
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国境なき弁護士たち
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国境なき弁護士たち
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国際ビジネス法務の仕事の実態を弁護士の視点から描く。 10年以上前に執筆されている本なので、今の実態とはやや離れているかもしれないが、 仕事の性質やストレスはおおむね同じだろう。 弁護士が増えている今、大競争時代はよりシビアになっているかもしれない。 この本は渉外弁護士の仕事の...
国際ビジネス法務の仕事の実態を弁護士の視点から描く。 10年以上前に執筆されている本なので、今の実態とはやや離れているかもしれないが、 仕事の性質やストレスはおおむね同じだろう。 弁護士が増えている今、大競争時代はよりシビアになっているかもしれない。 この本は渉外弁護士の仕事の過酷さがつづられているが、そうまでして、 この仕事を選んだ理由そして仕事を続ける原動力は何かを筆者に聞いてみたい。素朴に疑問に感じた。 「ローリンク」や時差ビジネスの記述で、ときどきニュージーランドが登場するが、 ニュージーランドに留学する身としては、もっと詳しく知りたいところ。 (印象的な部分の概要) p17 タイムストレス 国際感覚とはスピード感覚 p20 タイムストレス 信義を守らなければ、国際ビジネスはやっていけない p54 職人芸の世界 弁護士はあらゆる事象を疑わなければならない。 確かな証拠で検証しない限り、他人を信じてはならないし、いかなる権威をも信じてはならない。 p60 職人芸の世界 契約書は利害打算の究極の結果であり、友好のシンボルではない。 完全合意条項こそ、人間関係に頼らず契約書のみを信頼する西欧流ビジネスであることを私は知った。 p62 職人芸の世界 全ての権威を私は留保つきで眺める。…私は私の判断しか信じない。 p76 職人芸の世界 「裁判では正しい者が勝つ」という思い込みをやめてください。 …会社の方でも熱と汗を出してください。訴訟は弁護士とクライアントとの共同作業です。 p81 職人芸の世界 「事実」は多様である。我々はこの世に存在する無限の事実の一面を切り取って物を見ているにすぎない。 われわれは多様な事実の中から自分に有利な「事実」を収集して裁判を闘う。 p87 職人芸の世界 交渉は化学反応に似ている。触媒が一つ違っただけでも全く異なる生成物ができる。 p92 職人芸の世界 ビジネスの常識と法律のギャップは簡単には埋まらない p95 職人芸の世界 事実は万人に開かれているのではなく、発掘する人により異なった様相を顕す。 p97 職人芸の世界 法を学んで法を超えなければ、具体的事案に即した法の発見も解釈もできない。 p154 自由業の代償 タイムシートの記録が生理的に不得手な者は国際弁護士に向かない p164 自由業の代償 クライアントが個人でなく企業の場合、一生に一度の事件でなく、企業はリピーターなので、 黙って他の事務所に移られるのを防ぐため、カスタマーサティスファクションには気をつかう。 p184 自由業の代償 弁護士業は、芸術のように永遠でもなく、人に感動を与える仕事でもない。 音楽のように人々に慰安を与えるわけではなく、文学のように感銘を与えるものでもない。 日々扱うのは、金・名誉・権勢欲が絡む世俗の事件。 社会に巣くう病理現象を処理しているにすぎない。 しかも事件は一過性のもので、我々の努力も、事件が終わればすぐ忘れられてしまう。 報われることのない、創造の楽しみとは無縁の世界である。 p193 大競争時代の夜明け どんな職業であろうと、世間を渡るには如才なさ・快活・熟慮の上の判断・現実を直視した洞察力・責任の甘受・常に前向きな積極的態度などが必要である。 p226 大競争時代の夜明け 日本の弁護士は未だ大競争時代への危機感が薄いし、独立独歩の志向が強いから事務所の合併はなかなか進まない。 恐らく実現性の高い選択肢は、ニュージーランドのように特色のある中小事務所が緩やかな形で提携しローリンクを作ることである。
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本当に激務。 いわゆる渉外弁護士。 アメリカのパートナーっぽい。 こんな人になれたら「勝ち組」なんだろうけど、私には無理だわ。耐えられない。 もっと意味のある、人間らしい事業がしたい。
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