楽しく生きる 私には「会いたいもう一人の自分」がいる SANGOKAN LIFE NOTE

高橋和巳(著者)

• 販売会社／発売会社: 三五館
• 発売年月日: 1996/11/01
• JAN: 9784883200955

商品レビュー

2022/07/02

4つの階層とかいろいろ難しく書かれているけど、結局は、自分を俯瞰して観れる感覚があれば楽に楽しく生きられるということなんだろうなぁと思った。

人生でいきなりその境地にたどり着くことは難しく、怒り、抑うつ、悲しみを経験し、いかにしてその感覚を掴むことができるか。

うつ病で精神病院への入院を経験したけど、ここでいう娑婆に戻り、また同じ日々を生きていると、どこかその俯瞰した感覚が薄れてきて、狭い視野の自分に囚われているような感覚に陥る。

仕事中でもどこかで一歩引いて俯瞰して客観的に自分自身を見ることができるように意識して生活したい。

所ジョージはゴミ捨てでもなんでも楽しめると言ってたけど、まさに人生を極めているんだろうな。その境地に自分もたどり着いてみたい。

2005/10/09

久しぶりに発見した高橋さんの本。
分かりやすい文章。臨床の登場人物に
なぜか親近感を抱いてしまうのは何故だろう。