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中国武将列伝(下)
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中国武将列伝(下)

田中芳樹(著者)

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中国武将列伝(下)

1,709

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論社/
発売年月日 1996/12/20
JAN 9784120026454

中国武将列伝(下)

¥1,709

商品レビュー

3.7

3件のお客様レビュー

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2021/01/31

盛唐から清までの名将を簡単ながらも、興味が湧くように紹介した前巻に続くもの。 宋時代は領土的には遼、金に押され気味であったものであるが、岳飛など英雄が綺羅星の如く出てきていることには目を見張るべきなのかもしれない。 また興味深い話しで、欄外に記されていたが、岳飛の墓の前には、金と...

盛唐から清までの名将を簡単ながらも、興味が湧くように紹介した前巻に続くもの。 宋時代は領土的には遼、金に押され気味であったものであるが、岳飛など英雄が綺羅星の如く出てきていることには目を見張るべきなのかもしれない。 また興味深い話しで、欄外に記されていたが、岳飛の墓の前には、金との和議を結ぼうとした秦檜などの銅像を、ぬかづく形で作らせ、(今は分からないが、)中国人は唾を吐きかけていたということである。 日本人との死生観の明白な違い、現代にもつながる中国人の恨みの凄まじさを考えざるを得ない。 またところどころ、小説で取り上げたらと、おすすめするような言もあるところが、著者の本音が隠れ見えるところが面白いと同時に、あくまで小説は虚像の創作であることを間違えてはいけない点も指摘している。

Posted by ブクログ

2017/08/11

終わりにの章に司馬遼太郎の関ヶ原を例えにとって作者の持論を述べたところがあるが、その持論そのものではなく、関ヶ原に関わった石田三成、直江兼続、島左近などの事が自分が読んできた人物像とは違う人物像として解説がされていてとても興味深かった。 諸葛亮の虚像と実像が大きく違うという事がよ...

終わりにの章に司馬遼太郎の関ヶ原を例えにとって作者の持論を述べたところがあるが、その持論そのものではなく、関ヶ原に関わった石田三成、直江兼続、島左近などの事が自分が読んできた人物像とは違う人物像として解説がされていてとても興味深かった。 諸葛亮の虚像と実像が大きく違うという事がよく言われる中国の歴史物を書いている人ならではだと思いました。

Posted by ブクログ

2004/10/21

中国の有名な武将をピックアップして簡単に説明してくれるいわばガイド本。下巻は唐代以降の内容。三国志ばかり読んでないで、新しい世界にも目を向けてみよう!

Posted by ブクログ

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