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テクノスタルジア 死とメディアの精神医学
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 青土社/ |
発売年月日 | 1996/11/15 |
JAN | 9784791755028 |
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テクノスタルジア
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テクノスタルジア
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複数雑誌に書かれた論説を集めて掲載。 表題のテクノスタルジアは、アニメやSFでどこか見たことのある世界が現実で現れると「なつかしい」と感じてしまう感覚、香山が作った造語。 「死」についての論説:詩人"パウル・ツェラン"の詩からインスピレイションを受けた死生...
複数雑誌に書かれた論説を集めて掲載。 表題のテクノスタルジアは、アニメやSFでどこか見たことのある世界が現実で現れると「なつかしい」と感じてしまう感覚、香山が作った造語。 「死」についての論説:詩人"パウル・ツェラン"の詩からインスピレイションを受けた死生観を記載。あまり理解出来ない世界である。 プロレスについての論説が多いが、これは全く興味がもてないのでスルー。 精神病の患者よりこの世の現実感を思考する「テレビ/通信/ゲームに「出る」」こと、「夕刻病棟の歌声」 テレビ~:現実では全く生きていけてない脅迫神経症や分裂の患者たちが、TVゲームの中では整然とプレイできている不思議を紹介。この世とゲームの世界はパラレルに存在するのではなく何か関数の関係になっているのかもしれない、と推考。 この考えに深く共感する。 夕刻~:慢性期の分裂病棟で感じた、"ひとりひとり"の感覚。接触も会話もない人々の間で、「心地よい自分の存在」だけを実感する作者。"疎外感"や"拒絶感"もない。ただ"いる"という感覚。 人と人がいれば、必ず相手を感じてしまう。また一人になれば、常に思考が闊歩する であろう。 だが、この患者たちの間にいると、"ただ自分が存在する"という感覚を感じることが出来る不思議。論説はその後、カラオケの話になっていく。平凡であれ病であれカラオケというツールが「…だったらいいのに」という感覚を共有する力を持っているのでは、という。 他、幼児の性と女の結婚、ジェンダーをとりあげ、語っている。
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