1,800円以上の注文で送料無料

リスキーラブ なぜこの人としか純愛できないのか
  • 新品
  • 書籍
  • 書籍

リスキーラブ なぜこの人としか純愛できないのか

家田荘子(著者)

追加する に追加する

リスキーラブ なぜこの人としか純愛できないのか

1,174

獲得ポイント10P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青春出版社/
発売年月日 1996/07/10
JAN 9784413030557

リスキーラブ

¥1,174

商品レビュー

3

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2021/03/13

90年代に観察されたぶら下がり族のルポルタージュ。貴重な史料であることには違いない。さまざまな愛の形はあれど、ひとたび妊娠してしまうと一気に不幸になる女があまりに多いと思った。父親が逃ちゃうとか本当は結婚していたとかもあるけど、金銭的な援助の見返りに強靭で美しく強い黒人と無意識/...

90年代に観察されたぶら下がり族のルポルタージュ。貴重な史料であることには違いない。さまざまな愛の形はあれど、ひとたび妊娠してしまうと一気に不幸になる女があまりに多いと思った。父親が逃ちゃうとか本当は結婚していたとかもあるけど、金銭的な援助の見返りに強靭で美しく強い黒人と無意識/意識的にペットを飼うような感覚で付き合ってた女性が、妊娠した途端、形勢が逆転して心理的にも肉体的にも一気に弱者に追い込まれてしまうのが要因なのかな。 当時より遥かに性教育も進んでいるし、こういうことも今は少ないんだろうけれど、なんつうか瞬間瞬間が楽しければいいような選択を躊躇なく出来てしまうような人間になってしまったことが全て。男ならまだそれが何とか致命的にならずに済むんだけど、体の負担が大きな女は見てられないものがある。 「それに、日本人男性とか、私に興味を持ってくれても、私自身の中に、彼らが入り込めない部分、ついて来られない部分があるらしいの。私は昔から、変わらないつもりだけど、もしかしたら、もっとパワーアップしちゃったのかもしれない」(238項) これは今でも良く見る気がする。日本人男性なんかに靡かないし媚びない!私は特別な存在!男性優位の日本社会への痛烈なピッチャー返し!この5行に生き生きと溢れていると思う。インタビューの中で一番嬉々として応えていたのはここじゃないかな。時代背景的にも若い女性の自己実現手段として、黒人はギラッギラしてたんだろうなぁ。面白く読ませてもらいました

Posted by ブクログ

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品