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季節の記憶
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季節の記憶

保坂和志(著者)

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季節の記憶

1,709

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 1996/08/28
JAN 9784062083218

季節の記憶

¥1,709

商品レビュー

2.8

6件のお客様レビュー

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2022/05/19

離婚し、一人息子と鎌倉に住む中野。 近所には何でも屋の松井と、その妹の美紗が住んでおり、朝の散歩や夜の時間を一緒に過ごしていた。 特に大きなことは起きず、のんびりした日常風景。

Posted by ブクログ

2015/03/22

「僕」は幼い息子の圭太と、毎日同じように日々を過ごす。朝は毎日隣の松井さんの妹の美紗ちゃんと3人で、山の方か海の方に散歩に行く。毎日同じような散歩で、家や海や木や鳥などの風景や、3人の会話が淡々と流れていく。忙しいサラリーマンの世界から離れた、時間がゆっくり流れる日々が、目の前に...

「僕」は幼い息子の圭太と、毎日同じように日々を過ごす。朝は毎日隣の松井さんの妹の美紗ちゃんと3人で、山の方か海の方に散歩に行く。毎日同じような散歩で、家や海や木や鳥などの風景や、3人の会話が淡々と流れていく。忙しいサラリーマンの世界から離れた、時間がゆっくり流れる日々が、目の前に広がってくる。登場する人物はみんな個性的で違っている。でもみんなどこかでつながっている。無理せずに、ゆっくり生きていけばいいんだよ、と肯定させる安心さが漂っている。

Posted by ブクログ

2012/12/22

やっぱりイイな、保坂さんの小説。 たいしたことも起きない普通の日々。 でも何かしらは起きるわけで、 人との話では、結構深いことを考えたり、 毎日の散歩は楽しそうだし。 1997 年 第 33 回 谷崎潤一郎賞受賞作品。 1997 年 第 25 回 平林たい子文学賞受賞作品。

Posted by ブクログ