商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 東京創元社/ |
発売年月日 | 1996/11/22 |
JAN | 9784488401160 |
- 書籍
- 文庫
緑衣の鬼
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緑衣の鬼
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商品レビュー
3.5
6件のお客様レビュー
なんという面白さでしょう。 「ひょっとすると、これは日本にも西洋にも、犯罪史上に類例のないような事件ではないかと思うのですよ」(p212) 乱歩さん煽ります。自分でハードルを上げまくります。 犯人はどうやって消えたのか? 「われわれは犯人も、犯罪の目的さえも、ほんとうにはわから...
なんという面白さでしょう。 「ひょっとすると、これは日本にも西洋にも、犯罪史上に類例のないような事件ではないかと思うのですよ」(p212) 乱歩さん煽ります。自分でハードルを上げまくります。 犯人はどうやって消えたのか? 「われわれは犯人も、犯罪の目的さえも、ほんとうにはわからないと云った方が正しいのですよ」 今回登場するのはいつもの明智小五郎ではなく、乗杉龍平?という初めて聞く探偵さんでした。 魅力的な謎。 張り詰められた伏線。 そして意外な結末…。 これぞミステリーですね。 われわれはすぐに次の作品が読めるという幸せを噛みしめるべきでしょう。
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小学生の時と社会人になって数年後くらいに読んだことがあったのだが、今回もきれいさっぱり忘れていてとても楽しめた。ご都合的なところもあるけれど、きちんと張ってある伏線、効果的な場所の移動が印象に残った。幕切れもあざやか。
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「赤毛のレドメイン家」の翻案作品。赤毛~の方の内容をすっかり忘れてしまっていて、普通に楽しく読めましたw 翻案系の作品はやはり、微妙に原作に引っ張られるのか、乱歩らしい味が微妙に薄れますね。
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