- 新品
- 書籍
- 新書
アラビアの医術 平凡社ライブラリー148
1,540円
獲得ポイント14P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 平凡社 |
発売年月日 | 1996/05/15 |
JAN | 9784582761481 |
- 書籍
- 新書
アラビアの医術
商品が入荷した店舗:店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
お客様宅への発送や電話でのお取り置き・お取り寄せは行っておりません
アラビアの医術
¥1,540
在庫なし
商品レビュー
3
1件のお客様レビュー
科学と宗教って相反する時があって(エデンの園と進化論みたいな)、西アジアはめっちゃ科学が発達してみんな勉強家な面と、根強いアッラーの教えが共存している地域なんだよね。特に医術って生命に関することだから、微妙なところじゃん。興味深い! アラブ地方では、病気はジンとか邪視のせいだ、...
科学と宗教って相反する時があって(エデンの園と進化論みたいな)、西アジアはめっちゃ科学が発達してみんな勉強家な面と、根強いアッラーの教えが共存している地域なんだよね。特に医術って生命に関することだから、微妙なところじゃん。興味深い! アラブ地方では、病気はジンとか邪視のせいだ、と言われ、治るも治らないも神の一存という考え方もある一方、おまじないだけじゃなくて、効果のある薬草やお酒?なんかの研究から、次第に医術は発展してきた。ギリシアは別として、中世ヨーロッパがかなり荒治療を行っていた頃から、症例や効果をコツコツまとめ、医学書を作ってきたイスラムの皆さん。やっぱすごい!万能薬のテリアカは、なんと日本まで渡ってきたらしいよ! 医者はお金持ちに仕える仕事だったから、資金も豊富だし、研究も執筆も盛んだったんだろうね。民間ではやっぱり、アッラーの思し召しと身を委ねる方が多かったのだろうか。薬屋さんは街角にもいたみたいね。 著者はかなりの読書家だったらしい。文章はとても読みやすく、内容もエピソードをまとめた形でとっつきやすい。西アジアって日本人にはなかなか遠い世界だと思うんだけど、これくらいの本から攻めてみると良さそう。
Posted by