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花失せては面白からず 山田教授の生き方・考え方
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花失せては面白からず 山田教授の生き方・考え方

城山三郎(著者)

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花失せては面白からず 山田教授の生き方・考え方

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店/
発売年月日 1996/02/29
JAN 9784048729406

花失せては面白からず

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2012/10/26

城山三郎が、一橋大学で、理論経済学を学び、 その時の教授が、山田教授である。 90歳をこえんとしても学ぶということに対して、 取り組む姿勢は、すぐれたものがある。 「論争する」ということへすべての頭脳を 集中させるということが何ともいえぬ。 大きな視野で経済学を学ぶことができれ...

城山三郎が、一橋大学で、理論経済学を学び、 その時の教授が、山田教授である。 90歳をこえんとしても学ぶということに対して、 取り組む姿勢は、すぐれたものがある。 「論争する」ということへすべての頭脳を 集中させるということが何ともいえぬ。 大きな視野で経済学を学ぶことができればよい と思っていた。 日本という国だけをみないで、 地球的視点で物事をとらえる時代がやってきている。 ゴミ、環境汚染、老人福祉、 など様々な問題が提起されている。 これを経済という視点から如何にとらえていくのかが、 大切であると思う。 Warm Heart & Cool Head 「大きな理念」「大きな信念」・・哲学 経済学を学ぶということは、 人間関係を理解をするうえで、重要かもしれない。 経済学は、あまりにも大きな理論に覆われていて、 難しさがあるのだろう。 資本主義と社会主義という社会の仕組みの中で、 価値判断の問題が伴い、 価値多元にどう取り組むかということが 大切になってくる。 「カオス時代の合意形成」という問題も 今後の大きな課題となってくるだろう。 「人はその性格にあった事件にしか出会わない。」小林秀雄 絶対論ではなく相対論。 資本主義にも価値があるし、社会主義にも価値がある。 価値の問題に関する限りは、何とか多数決のようなもので 決定していくほかはない。 事実の問題は、お互いの誤りを指摘して、 誤りを排除して正しい方向に向かっていく。 それに絡んで、いつも価値対立がある。 相手の出方を考えながらやらなきゃだめだと、 それはゲームだっていうね。 相手の出方をみて、その出方を予想しながら手を打っていく。 (1)全体よりも部分を、一般より特殊を重視する。 諸分野のできるだけ部分的・特殊的な問題に取り組み、 それらを積み重ねることによって全体が展望できる。 (2)正常より異常を、調和よりも不調和を出発点とする。 福祉と財源の関係、生産と分配の関係   平等とはなんぞや、幸福とはなんぞやと いう抽象的な議論をさけ、 不平等なり不幸なりの現実的な諸原因を 広くかつ深く探るべきである。 (3)一元論よりも多元論を 多元的価値の中で、合意を

Posted by ブクログ

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