商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 1996/01/18 |
JAN | 9784163160504 |
- 書籍
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犬張子の謎
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犬張子の謎
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御宿かわせみシリーズ。独楽と羽子板・柿の木の下・犬張子の謎・鯉魚の仇討・十軒店人形市・愛宕まいり・蓮の花・富貴蘭の殺人。 今も昔もお金より大事なものがあると知る「独楽と羽子板」、東吾の子供好きが微笑ましい「十軒店人形市」、裏の顔がホラーな「蓮の花」、町人と武士の違いが面白い「富貴...
御宿かわせみシリーズ。独楽と羽子板・柿の木の下・犬張子の謎・鯉魚の仇討・十軒店人形市・愛宕まいり・蓮の花・富貴蘭の殺人。 今も昔もお金より大事なものがあると知る「独楽と羽子板」、東吾の子供好きが微笑ましい「十軒店人形市」、裏の顔がホラーな「蓮の花」、町人と武士の違いが面白い「富貴蘭の殺人」など。 毎回そうだけど、人の心の奥底に潜む狂気のエネルギーが奥深い。身勝手を棚に上げる犯人たちに振り回される善良な被害者。その被害者もまた人生や心の歯車が狂って落ちていくのが、江戸の背景とリンクして物悲しい。メインキャストたちの明るさが対比して、あちら側とこちら側に分かれているのを知る時、なんとなく、道を踏み外さず正しく生きようとそっと思う。
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・独楽と羽子板 ・柿の木の下 ・犬張子の謎 ・鯉魚の仇討 ・十軒店人形市 ・愛宕まいり ・蓮の花 ・富貴蘭の殺人
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御宿かわせみシリーズ8編。楽しかったのは「十軒店人形市」で東吾が節句の旗で右往左往する場面。事件も人情も特筆する部分はないけど、安心して読めて期待を裏切らないシリーズ。ただ、登場人物が慣れて個性を失い、癖の少ない良い人ばかりになってしまったなぁ~
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