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続 ものぐさ精神分析(続) 中公文庫
940円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 中央公論社/ |
発売年月日 | 1996/01/18 |
JAN | 9784122025196 |
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続 ものぐさ精神分析(続)
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商品レビュー
4.3
8件のお客様レビュー
某所読書会課題図書: 解説で日高敏隆が述べているように、「常識的言辞のびっくり仰天させられるどんでん返しが、次から次からとでてくる」論考が満載の本だ.「歴史と文化」、「性と性差別」、「人間について」、「感情について」、「作家について」と5つに分けて様々な論考が掲載されているが、同...
某所読書会課題図書: 解説で日高敏隆が述べているように、「常識的言辞のびっくり仰天させられるどんでん返しが、次から次からとでてくる」論考が満載の本だ.「歴史と文化」、「性と性差別」、「人間について」、「感情について」、「作家について」と5つに分けて様々な論考が掲載されているが、同一人物がこのような特異な視点から物事を見ることができるのかと驚嘆した.最も頻出していた用語は「幻想」だと感じた.文化に関して考察した箇所で「いかなる文化的規範もそれに従わない反逆者、例外者を生み出す」は、気になった件の一つだ.
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前作よりも分かりやすくて読みやすい。それでいて砕けた感じもなく、読み終えた後もとてもスッキリした感じが残り、あらためて岸田秀の魅力を認識した。特に「性差別は文化の基盤である」「三島由紀夫論」「太宰治論序説」「集団と狂気」は面白いだけでなく、納得することが多い。この人は心理学者で人...
前作よりも分かりやすくて読みやすい。それでいて砕けた感じもなく、読み終えた後もとてもスッキリした感じが残り、あらためて岸田秀の魅力を認識した。特に「性差別は文化の基盤である」「三島由紀夫論」「太宰治論序説」「集団と狂気」は面白いだけでなく、納得することが多い。この人は心理学者で人や国家、文化などを精神分析しているが、曖昧さがなく、とても理路整然としていると思う。そこが自分にとって魅力的に感じるところである。他の本も読みたくなる。
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[ 内容 ] <正> 人間は本能のこわれた動物である―。 人間存在の幻想性にするどく迫り、性から歴史まで文化の諸相を縦横に論じる、注目の岸田心理学の精髄。 <続> 人間の精神の仕組みを「性的唯幻論」という独自の視点からとらえ、具体的な生の諸相を鮮やかに論じる岸田心理学の実践的応用篇。 待望の続篇。 [ 目次 ] <正> 歴史について 性について 人間について 心理学について 自己について <続> 歴史と文化 性と性差別 人間について 感情について 作家について [ 問題提起 ] [ 結論 ] [ コメント ] [ 読了した日 ]
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