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人生の贈り物 集英社文庫
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人生の贈り物 集英社文庫

森瑤子(著者)

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人生の贈り物 集英社文庫

680

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 集英社/
発売年月日 1996/12/13
JAN 9784087485486

人生の贈り物

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商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2019/12/19

図書館で。 実は著書はあまり読んだことが無く…望郷とスカーレットぐらいかな。伝記と翻訳なのでどちらもこの作者の本筋ではない所なんでしょうが。この本を読んでオシャレな方だったんだなぁと思いました。 惚れこんだ美しいものを身につける時、女に生まれてよかったと思う…というような文章を...

図書館で。 実は著書はあまり読んだことが無く…望郷とスカーレットぐらいかな。伝記と翻訳なのでどちらもこの作者の本筋ではない所なんでしょうが。この本を読んでオシャレな方だったんだなぁと思いました。 惚れこんだ美しいものを身につける時、女に生まれてよかったと思う…というような文章を読んで、女性らしい方だなぁと思いました。自分が女に生まれてよかったと思った事かぁ…と考えた時にそう言う意識は無かったなと。別に男に生まれたかったとも思いませんが。 どうしても欲しいと思ったものをずっとほしいと念じていると手に入るって感覚はなんかわかる気がする。でも自分は死蔵してばかりなので使わないとイカンな~と思いました。ま、自分は値段が張るものではなく文房具とかそんなんばっかりなんですけどね。 それにしても竹鶴さんの孫が下戸でコークで接待って…(笑)ちょっとそこは愉快だったり。

Posted by ブクログ

2012/07/29

故・森瑤子による、愛用品の数々についてのエッセイ集。 “すてきな恋愛小説をたくさん遺して逝った森瑤子さん。友達がいっぱいいて、年に何度も海外に赴いて…、そして何よりも、誰よりも、お洒落だった。そんな彼女のお洒落にたいするこだわりと、人生観を、愛用のものをとおして綴ったエッセ...

故・森瑤子による、愛用品の数々についてのエッセイ集。 “すてきな恋愛小説をたくさん遺して逝った森瑤子さん。友達がいっぱいいて、年に何度も海外に赴いて…、そして何よりも、誰よりも、お洒落だった。そんな彼女のお洒落にたいするこだわりと、人生観を、愛用のものをとおして綴ったエッセイ集。ランバンのアンティーク・ドレス、モロッコの酒入れ、扇のブローチ、インディアンの指輪等々をオール・カラーで。絶筆「短銃」収録。”―裏表紙より。  ◇不思議な石  ◇ランバンのアンティーク・ドレス  ◇ベネチアン・グラス  ◇モロッコの酒入れ  ◇ガラスの首飾り  ◇ラリックのショットグラス  ◇今、私が好きな傘  ◇アンティーク・ナイティ  ◇木箱の中のガラス瓶  ◇扇のブローチ  ◇ハンセンのジュエリーバッグ  ◇アンティークの香水瓶  ◇色ガラスの帽子  ◇バルセロナのショール  ◇REIKOにもらったビーズ  ◇リバイバルのイヴニング・バッグ  ◇「これは何でしょう?」  ◇香水瓶のペンダント  ◇汕頭のハンカチーフ  ◇モロッコの不思議なランプ  ◇色水晶の首飾り  ◇オランダの人形  ◇新潮社世界文學全集  ◇娘の自画像  ◇ポメリー賞の帽子  ◇パステルカラーの極上ハンドバッグ  ◇ビットと拍車  ◇インディアン・ドレス  ◇香草入りのビネガー  ◇ヨロンの海と同じ色のガラスの魚  ◇インディアンの指輪  ◇ジャン・パトゥの4261個めの香水  ◇短銃 たくさんの美しいカラー写真と共に、著者の愛用する品々に関するエピソードを綴った一冊。 ニューヨークのノミの市で出会った黒とピンクのガラスの首飾り。バルセロナで閉店後の店のショーウインドウに見つけた白絹の手刺繍されたショール…。 彼女のセンスと、上質な物へのこだわりに脱帽。 努力や金銭だけでは手に入らない、森瑤子ならではのコレクション。 目の保養になります。 筆者が亡くなったことで、書かれずに終わってしまった、不思議な黒い石のその後が、巻末に著者の元婚約者であり、著作の装幀者の亀海氏によって紹介されています。 10年以上前にワタシが読んだのは文庫版だけど、単行本でじっくり写真を堪能してみたい一冊です。

Posted by ブクログ

2011/02/27

“簡単には見つからないステキなもの”は、森瑤子そのもの。 森瑤子は小説だけではなく、人生そのものが粋なのである。 「美しいものは私を悲しくさせる。多分それは、男でいえば、ずっと先の別れを内包しているからだと思う。いつかそれを失うことになるだろうことを予感しているからだ。」 (P...

“簡単には見つからないステキなもの”は、森瑤子そのもの。 森瑤子は小説だけではなく、人生そのものが粋なのである。 「美しいものは私を悲しくさせる。多分それは、男でいえば、ずっと先の別れを内包しているからだと思う。いつかそれを失うことになるだろうことを予感しているからだ。」 (P24 ベネチアン・グラスより)

Posted by ブクログ

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