ちょっと待って！早期教育

保坂展人(著者)

• 販売会社／発売会社: 学陽書房/
• 発売年月日: 1996/01/30
• JAN: 9784313650718

商品レビュー

2013/03/12

早期教育を勧められる(ような気になる)機会がすごく多いので、偏らないように時々手に取りたい。
結局どの子にも合う方法は無くて、それぞれ我が子をよく見ることが大事なんだと思う。

2012/04/14

青沼貴子さんのイラストは素敵なんだけどなあ。

批判されている「早期教育」のターゲットに七田眞氏の七田チャイルドアカデミーも入っているのだが、「家父長制度的でけしからん！」というサヨク以外に通じない批判でがっかりした。七田眞氏の本には＜右脳の能力開発で超能力が身につく＞とはっきり書いてあるのでそこをせめればいいのに（と学会はそうしてる）。

これは多分、保坂氏が九条バリヤーを信じる別のオカルトの人だからこっちのオカルトが見えなかったのであろう。

保坂氏は自前の教育論と称して中学校の教育カリキュラムから自主的に離脱したことを得意げに書いているが、その脱学校における運動で逮捕歴があることは本書では伏せられている。

林信吾：『昔、革命的だったお父さんたちへ』によると、保坂展人少年らのグループはある中学校の文化祭に潜入し、無許可でビラを撒いて不法侵入罪で逮捕されたとのこと。

本書を読む上ではぜひそういったことも考えていただきたい。

2011/07/03

大学の授業のプレゼンで参照した本。早期教育に反対の姿勢で終始書かれています。実際に早期教育を行った家庭の体験談に基づいて筆者の意見を述べていく構成になっており、難しい専門用語等がないため非常に読みやすいです。しかし、やはりそこは体験談。客観的な調査データがないため、説得力には少し欠ける気が。早期教育の負の面を知りたい際に、手軽に読むことができる本です。