商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1996/08/10 |
JAN | 9784062083270 |
- 書籍
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カント・アンジェリコ
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カント・アンジェリコ
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商品レビュー
3.6
7件のお客様レビュー
さ、サイバーバロックオペラ……? またも表紙がイリナ・イオネスコです。素敵。 カストラートという題材に頽廃的な興味がそそられたので前作『ムジカ・マキーナ』よりも面白く読み進められたような。しかし合う人でないと目が滑って頭に入ってこないと思う。中里友香作品読んだ時と同じ感覚。文体...
さ、サイバーバロックオペラ……? またも表紙がイリナ・イオネスコです。素敵。 カストラートという題材に頽廃的な興味がそそられたので前作『ムジカ・マキーナ』よりも面白く読み進められたような。しかし合う人でないと目が滑って頭に入ってこないと思う。中里友香作品読んだ時と同じ感覚。文体が合わないのか力技で掻き分けていかないと進めない。体力がないと難しいです。しばらくこの人の作品はいいかな。
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※このレビューにはネタバレを含みます
「カストラート」になるべく選ばれた少年は、栄誉というより、貧しさゆえの口減らしと収入のため。 豪華絢爛の舞台裏はいじめ、嫉妬、引きずり落とすための謀略が渦巻く。 そしてハッキングすら可能にしたその美声と称賛は永遠には続かない。 声のために人生を捧げ、声の衰えとともに自分自身を見失っていく。 通信や電飾が人々の人生をバラ色に照らすわけではない。誰かが犠牲になっている。 生活保護受給者さえスマートフォンを手にする現代への皮肉かもしれない。
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ルイ14世の治世。去勢した男性ソプラノ歌手カストラートは、電話システムをその声でハッキングすることができたらしい。 このお話はフィクションです。 ムジカ・マキーナよりマニアックさが気になって読み進める速度が落ちる。嫌いではないけれど。
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