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否認 どうして言わないの 講談社文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1996/08/15 |
JAN | 9784062633079 |
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否認
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商品レビュー
2.7
3件のお客様レビュー
元検事の堀田力さんの…
元検事の堀田力さんの小説、というのを知って興味を持ち読んでみました。贈収賄事件の法廷での攻防が生生しく描かれていて面白かった。ただ、恋愛描写はちょっと・・・
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ジュンという若い女性に好感を持って書いている。 何かをいわずにいられない・・・ その性質・・・そして 後で後悔して謝る。 曽祖 という男性と 富田という男性の 両方の中から 男の本性 を見ようとする。 富田は 軽くてクール でよく切れるが ガラスのように弱い。 ガラスのよう...
ジュンという若い女性に好感を持って書いている。 何かをいわずにいられない・・・ その性質・・・そして 後で後悔して謝る。 曽祖 という男性と 富田という男性の 両方の中から 男の本性 を見ようとする。 富田は 軽くてクール でよく切れるが ガラスのように弱い。 ガラスのように鋭く、ガラスのように 強い、が脆い。 真実さえも ルールやゲームの中に入れてしまう。 曽祖 ゆっくりとして 何もかまわない野暮ったさ。 しかし 確実に 真実をつかもうとする。 汚職 収賄 という問題は 政治家という 組織の上に乗っかった 個人の問題であり その個人を 企業ぐるみで攻撃する。 ともすれば 弱い人間を お金で切り込んでいく。 向上しようとすれば やはり お金が必要であり、 それに 集中砲火を加えることになる。 社長という経営責任持つものが それまで関与することは 当然である。 しかし、それを実証することはむつかしい。 決定的証拠が カネ以外にはないことがありうるし、 カネには 人格がない。 あるのは 自白ということであり、 その自白が どのような状態でなされるかである。 角川の運び屋が 自白せざるを得なかったのは、 退職金の減額 ということである。 いったい何を信頼していたのか ということになる。 自分中心にしか考えられないことは 明らかであり、 そのことによって 悪を構成しているものは 一蓮托生みたいな 発想があるが、結論から言えば 個人の責任に帰着するのである。 万時という真正面でまじめな人間が 収賄しなければならない状況に陥ったときに それが ニンゲンとしての選択として どうなるのか ということであろう。
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有名な検事さんだった人が書いた小説。 立花隆さんが帯に感想を書いていたので買ってしまった。。。。 はたして、恋愛感情の部分とか必要だったのだろうか? うーん。。。娯楽小説とみれば普通。
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