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月下の一群 現代日本の翻訳 講談社文芸文庫現代日本の翻訳
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月下の一群 現代日本の翻訳 講談社文芸文庫現代日本の翻訳

堀口大学(著者)

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月下の一群 現代日本の翻訳 講談社文芸文庫現代日本の翻訳

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1996/02/10
JAN 9784061963597

月下の一群

¥2,200

商品レビュー

4.5

10件のお客様レビュー

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2010/05/28

西洋の詩を翻訳した、…

西洋の詩を翻訳した、翻訳詩集。ただの翻訳ではなく、日本語なりに美しい言葉を使っているところが良いです。

文庫OFF

2017/09/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

堀口大學によるフランス詩の訳詞集。本書は1952年(昭和27年)発行の白水社版を底本にした、1996年(平成8年)発行の講談社文芸文庫版。ルビが振られ、一段書きなのでとても読みやすい。 普段は、同作の新潮文庫版(1955年(昭和30年)発行)をよく読むのだけれど、訳が違う部分が多く面白い。 たとえば、ルミ・ド・グウルモン作の「時計」の結びは、この講談社文芸文庫版では “針と歯車とは、いつまでも、/恋と思ひの時刻を、/示す仕掛になつてゐる。” だが、 新潮文庫版では “針と歯車は、いつまでも、/戀と思ひの時刻を、/現はす仕組。” となっており、講談社文芸文庫版の方がリズムが良い。 また、ギィヨオム・アポリネエル作「ミラボオ橋」のリフレインを見てみると、講談社文芸文庫は “日が暮れて鐘が鳴る/月日は流れわたしは残る” であり、 新潮文庫版では “日も暮れよ 鐘も鳴れ/月日は流れ わたしは殘る” と、今度は新潮文庫版の方が情感深く思われる。 他にも、アンドレ・スピイルの「鴉」に登場するカラスの一人称が、“私”がいいか、“おれ”がいいかは好みが別れる部分だろう。各版にそれぞれ良さがある。 朗唱したくなるような、洗練されきった美しい訳詞集。

Posted by ブクログ

2012/12/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

フランス文壇の詩人のロマニズムを日本語の美しい訳で綴って行った人。 中学生の時に、レイモン・ラディゲ詩集に感動し、その訳が「堀口大学」だった。 原著は、改訳と再構成によって、大正14年の第一書房初版本より改変されわかりやすくなっている。美味しいとこどり。 大好きな一編。 レイモン・ラディゲ(「肉体の悪魔」で有名) 「頭文字」 砂の上に書いた 僕らのように抱き合う頭文字 僕らの恋は消え去るだろう このはかない頭文字よりも先に

Posted by ブクログ

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