商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 大栄出版/ |
発売年月日 | 1995/06/25 |
JAN | 9784886825896 |
- 書籍
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その澄んだ狂気に
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その澄んだ狂気に
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商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「愛は、殺らなきゃ解らない」「正常であることの異常、異常であることの正常」(帯より)。 個人的に……あまりこういうことは言いたくないけれど、頭に入ってこない文章で、『異様』位しかきちんと内容を覚えていない、読み終わったばかりだというのに。殺人、性、薬……など過激すぎてファンタジーかと思うほどのことが頻出、寧ろそればかり書いてあるというのに、ものすごく空虚で退屈だ。事後、昔を振り返るような遠い感じ。 しかし、外国文学は本当に読めないな……日本と言い回しとか根本的に違うから訳すと“日本の文”として不自然だし、けれど訳さないと読めないし。うーん。 この本で感嘆したのは何と言っても訳者の浜野アキオさんのあとがき。さすが訳者、こんなに理解してわかろうとしてるんだ、すごい!と思ってしまった。新しい読み方を教えられた。「愛情とセックスと殺戮とを等号でつないでいくこの欲望」……。これとは別にも、ちょっとした一文がすごいなあと感じるあとがきだ、本当に。「誰もがちょっとずつマイナーであり、ちょっとずつヘンタイ」
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邦題が上手すぎます。 この本のタイトルを見ただけで 借りて読みたい!!衝動に 駆られてしまいました。 だけど、やっぱり この作家は好きです。 善人面をした野郎にツバを吐け! という感じです。 というような、大まかな感想です。
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ロックバンド少年の話がせつなくてロマンチックでキュート☆☆☆ 少年達を犯して切り刻んで殺した男。 虫の息の、あるいは息絶えてしまった彼らにマスクを被せ、 彼らの瞼や唇を局部的に凝視し、 平凡な容姿の少年から美しさを見出そうと、自分の憧れのイコンにすげ替えようと、目を凝らす。 ...
ロックバンド少年の話がせつなくてロマンチックでキュート☆☆☆ 少年達を犯して切り刻んで殺した男。 虫の息の、あるいは息絶えてしまった彼らにマスクを被せ、 彼らの瞼や唇を局部的に凝視し、 平凡な容姿の少年から美しさを見出そうと、自分の憧れのイコンにすげ替えようと、目を凝らす。 ・・・幼い頃、目を眇めて、おもちゃや粘土や自分の身体を見つめていると、 それは自分自身が見たい物に姿を変えた。美しい化け物に。その感覚と同じ。
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