商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 河出書房新社/ |
発売年月日 | 1995/12/20 |
JAN | 9784309010298 |
- 書籍
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アブサン物語
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アブサン物語
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商品レビュー
4.3
7件のお客様レビュー
著者が愛猫アブサンとの日々を綴った本。 飼い猫のことを書いてるけど親バカ全開な感じはなく、本の中でも言っているようにアブサンを伴侶として尊敬の念も抱いていたことが伝わってくる文章が気持ちよかったです。
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著者の相棒猫「アブサン」との出会いから、数々のエピソードを経て、21歳で大往生を描いたエッセイ。さすがに大小説家村松友視の描くエッセイは、そこいらの可愛い自慢ペットエッセイとは違う。最終章でのアブサン臨終は純文学にも劣らない大感動。 著者とカミさんとアブサンとの三角関係がエッセ...
著者の相棒猫「アブサン」との出会いから、数々のエピソードを経て、21歳で大往生を描いたエッセイ。さすがに大小説家村松友視の描くエッセイは、そこいらの可愛い自慢ペットエッセイとは違う。最終章でのアブサン臨終は純文学にも劣らない大感動。 著者とカミさんとアブサンとの三角関係がエッセイの核をなす。それにしても、カミさんはアブサンのことどう思ってたんだろう。その謎がこのエッセイに深みを与えてくれている。 ちなみに猫と水島新司の野球マンガとは何の関係もない。
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- ネタバレ
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作家・村松友視さんとカミサンが猫・アブサンと暮らした21年を作者の独特な目線で書かれている。 猫好きもそうじゃない人も読んで面白いかと。 淡々と語っているようだが、愛情あふれる作品だと思う。 作者の皮肉めいた言い回しや、少し子供っぽいところがクスリとさせられた。 アブサンを『猫』としてでも『人間』としてでもなく、アブサンは『アブサン』として扱っているのに共感を覚えた…きっと作者はアブサンを尊敬してるんだろうと感じた。 『やっぱり、アブサンに捧ぐ。』…この言葉に尽きる。
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