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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房/ |
発売年月日 | 1995/08/31 |
JAN | 9784152079077 |
- 書籍
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凍りついた女
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凍りついた女
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商品レビュー
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アニー・エルノー『嫉妬/事件』の次にこれを読んでみる。 ひとりの女性の幼少から大人まで。 独り言をまくしたててるような、短い分の連なり。 特に少女から大人に移行していく十代後半の脳内は、特有の悩みが充満する。比較、否定、肯定…繰り返し。 この十代の気持ちが必死に一つに、自分...
アニー・エルノー『嫉妬/事件』の次にこれを読んでみる。 ひとりの女性の幼少から大人まで。 独り言をまくしたててるような、短い分の連なり。 特に少女から大人に移行していく十代後半の脳内は、特有の悩みが充満する。比較、否定、肯定…繰り返し。 この十代の気持ちが必死に一つに、自分のアイデンティティにしようともがいている様子から引き込まれるように読んだ。自分にも覚えがあるからだろう。 結婚してからの現実。よくある不満だ。女はこうであらなければならない、男はこうあるべきだからね。 夫婦がどちらもバランスよく過ごすとしたら、話し合いしかない。 話し合いができないなら、どちらかが我慢を強いられることになる。 私だったら、主人公のように追い込まれるなら、怒り爆発で喧嘩するけどね。 小さな子の子育てと仕事だと、仕事してる方がラクと感じる場合はある。そっちの方が多いかも。 ブラックで働いてる人はどうしようもないけど、仕事にやりがいとか面白さがあれば、子育てより面白いからね。 仕事して、家に帰ってご飯があり、ちょこっと子供相手してくつろげるなら、そりゃ精神的にもラクだわ。 やっぱり、子育てと家事は当たり前になるぐらい分担する、助け合う関係じゃないと、どっちか壊れるね。
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幼少期から二児の母で高校教師として勤務しているところまで、長い時間を、ひとりの女性の心の中にずっと住まう感覚で読むことになりました。女性を通して、成長の過程で関わる親族や友人、夫、子どもに対する言葉を受け止めることになるので、もうひとつ人生を生きた感じがします。
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日本は海外と比べて開けていないと思い込んでいたけど、どこの国でも立場や性別で差別されていた時代があったし、今もあるのだろうと思った。
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