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土と文明
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土と文明

ヴァーノン・ギルカーター(著者), トムデール(著者), 山路健(訳者)

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土と文明

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 家の光協会
発売年月日 1995/09/01
JAN 9784259544683

土と文明

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2016/09/10

「文明人は地球の表面を渡ってすすみ、その足跡に荒野を残していった」p.318 人類史上あらゆる文明は肥沃な大地の上に興り、そして土地の濫用と収奪の果てに戦乱を経て消えていった。ナイル川流域、メソポタミア、地中海地域、中東、ギリシャ、北アフリカ。古代文明の痕跡はすべて荒野の上にあ...

「文明人は地球の表面を渡ってすすみ、その足跡に荒野を残していった」p.318 人類史上あらゆる文明は肥沃な大地の上に興り、そして土地の濫用と収奪の果てに戦乱を経て消えていった。ナイル川流域、メソポタミア、地中海地域、中東、ギリシャ、北アフリカ。古代文明の痕跡はすべて荒野の上にある。 その後人類は“植民地に”土地の収奪行為をアウトソースすることによって特権的な食糧生産の永続性を手に入れ、現代は化石燃料に依るドーピングによって、70億人を涵養する生産能力を手に入れた。 いつまで続くのか? それは誰にもわからない。 科学のチカラによって過去の歴史を乗り越えたとするのは、それこそ自然に対する傲慢というものだろう。根拠の乏しい永続性神話こそ、文明を滅ぼす最初のほころびといえるだろう。

Posted by ブクログ

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