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二遊間の恋 大リーグ・ドレフュス事件 文春文庫
641円
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 1995/02/10 |
JAN | 9784167309473 |
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二遊間の恋
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二遊間の恋
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商品レビュー
3.9
8件のお客様レビュー
スタープレーヤーの遊撃手が恋した相手はチームの二塁手だった。 マッチョなスポーツでゲイでいることの難しさと厳しさ。 選手の夢である殿堂入りをただの銅版と言い切れるほどの思い。 野球好きなだけにいろいろ考えさせられた。
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まさか?のゲイ物でびっくりした。白人と黒人の、しかも野球やってるのに、チームメイトでゲイという、あらゆる争いの要素が含んだ関係を突き抜けて描いたことに驚く。彼ららしい正義とか、無知とか、とても異国の人である私から見たらアメリカらしさがいっぱい詰まっていた。ただの銅板にすぎない、と...
まさか?のゲイ物でびっくりした。白人と黒人の、しかも野球やってるのに、チームメイトでゲイという、あらゆる争いの要素が含んだ関係を突き抜けて描いたことに驚く。彼ららしい正義とか、無知とか、とても異国の人である私から見たらアメリカらしさがいっぱい詰まっていた。ただの銅板にすぎない、というのは激しく同意、野球はファウルラインの内側で行われる(みたいな)ことにも同意。でも野球よりもフットボールのほうが威厳は高いのでは?と思ったりも。重いテーマを剛速球ど真ん中に決めてくるあたり、アメリカだなあ、と。
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思ったよりもずっと純愛だった。 しっとりとした情緒のようなものはないけれど、たまに出てくるストレートな愛の表現がぐっとくる。 登場人物たちも、皆いいキャラを持っていた。 特にランディの妻スージーがいい。美人で、まっすぐにランディを愛している素晴らしい女性。 単純に妻を嫌な女性と...
思ったよりもずっと純愛だった。 しっとりとした情緒のようなものはないけれど、たまに出てくるストレートな愛の表現がぐっとくる。 登場人物たちも、皆いいキャラを持っていた。 特にランディの妻スージーがいい。美人で、まっすぐにランディを愛している素晴らしい女性。 単純に妻を嫌な女性と描かず、魅力的なひとりの人物として書いたからこそ、ランディの「チョコレートかバニラを好きになるようなもの」というたとえが説得力を帯びてくる。 ランディも決して完璧な男というわけではないんだけど、恋人のDJの言葉にうっかり感動して涙してしまうようなところがあって、確かについ愛したくなるような眩しい魅力がある。 嫌な気持ちになることがなく、読み進められた。 とても爽やかなラブストーリーだと思う。
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