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一休ばなし とんち小僧の来歴 セミナー「原典を読む」7
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一休ばなし とんち小僧の来歴 セミナー「原典を読む」7

岡雅彦(著者), 国文学研究資料館(編者)

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一休ばなし とんち小僧の来歴 セミナー「原典を読む」7

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 平凡社/
発売年月日 1995/09/20
JAN 9784582364279

一休ばなし

¥2,136

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2011/07/23

中世の噂話から、近世の咄、明治の講談、現代の絵本・・・。一休はなぜ「とんち」が代名詞となったのか。 自分でも、一体どういういきさつで卒論を「一休」にしたのかわからない。 もともと、井上靖とか、夢枕獏とか、仏教をテーマにした現代作家で卒論を書こうと思っていたからだ。 しかし、ゼミ...

中世の噂話から、近世の咄、明治の講談、現代の絵本・・・。一休はなぜ「とんち」が代名詞となったのか。 自分でも、一体どういういきさつで卒論を「一休」にしたのかわからない。 もともと、井上靖とか、夢枕獏とか、仏教をテーマにした現代作家で卒論を書こうと思っていたからだ。 しかし、ゼミの先生が「客観性」を非常に重視する方針だったので、文学がテーマだと書きにくいと言われた。昔の(?)文学なら、時代背景などからアプローチすることもできるだろうが、現代ではそれも難しいということだったのだ。 もう一つ漠然と考えていたのは「イスラム建築」だったのだが、建築について全く無知な上、資料も少なく先生も知識がほとんどない分野だということで、ボツ。 で、どうしようと無理やり引っ張り出したのが一休さんだった。司馬遼太郎&ドナルド・キーンの対談集『日本人と日本文化』を読んだとき、一休のことについて二人が語り合っている内容を読んで、とても興味を持ったことを思い出したのである。 さらに追い打ちをかけたのは、なんとNHK(笑)。卒論のテーマに悩みつつ、でも一休に決めてしまうのもどうかなぁと考えていたころ、たまたまNHKの某歴史番組で一休が取り上げられて、こうなりゃこれも運だ、啓示(?)だ、とその番組を観てテーマを一休にしてしまった。 しかしそれからが大変。室町時代の禅宗のことなんて、何も知らない(一休は臨済宗のお坊さんなのです)。漢文も読めない(一休はたくさん漢詩を読んでます)。そもそも高校で全っ然勉強していなかった私は、日本史の知識は高校受験レベル以下である。 それでこのテーマを選ぶとは、なんという無謀!  でもやります。 一年きっちり勉強します。がんばります。就職活動氷河期再来と言われてるけど・・・(涙)。 とりあえず一休の来歴を知っとこう、と思ってこの本を斜め読み。一休といえば「とんち」のイメージが定着しているが、それはほぼ後代になって作られたお話である。私はそのあたりには興味はないようで、あくまでも一休さん自身が生き、活動した時代に絞るつもり。 さぁ、これから大変だぞーーー。

Posted by ブクログ

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