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無垢の時代
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無垢の時代

イーディス・ウォートン(著者), 佐藤宏子(訳者)

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無垢の時代

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 荒地出版社
発売年月日 1995/10/10
JAN 9784752100911

無垢の時代

¥2,349

商品レビュー

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2026/06/25

本書と同様に在りし日のNYにおけるほぼ貴族階級と言える人々を描くドラマ『ギルデッド・エイジ』を視聴していたため、振る舞いやものの考え方についてはそれなりに理解した状態で読むことができ、情景もありありと想像できたのが良かった。 評判(それを保つためには暗黙のルールを守ることが何より...

本書と同様に在りし日のNYにおけるほぼ貴族階級と言える人々を描くドラマ『ギルデッド・エイジ』を視聴していたため、振る舞いやものの考え方についてはそれなりに理解した状態で読むことができ、情景もありありと想像できたのが良かった。 評判(それを保つためには暗黙のルールを守ることが何よりも重んじられる)が命ともいえる世代の人たちにより、すべてが沈黙裏に行われる「醜聞」の処理が見事に描かれており、読み応えがある。一瞬の目配せ、顔の伏せ方、ちょっとした言い回しの違い、そうしたものから人々は敏感に込められた暗号を解き明かし、何一つ明確な言葉は交わされぬまま、粛々と舞台を整え、一族の名を守っていく。このような社会のあり方によって主人公のニュートンと妻のメイはそれぞれがある種自分自身の人生を奪われているが、その見方は人によって分かれるかもしれない。 そしてメイについて語りたい。ニュートンは彼女の生来の知性を認めつつ、社会の保守的な価値観という枷によって能力が失われた、物足りない話し相手として評価している。しかし私はそう思わない。彼女の鋭い観察眼は人生を通じて発揮され、内面の精神性は豊かであり続けたはずだと思う。ただ彼女は躾によりそれを吐露することが難しかっただけだ。とはいえ随所でその思慮深さは示されているのに(彼女のささやかな行動の一つ一つと「沈黙」の適切さと来たら)、それがわからないニュートンにイライラもさせられたが、結末で彼が取った行動に、私は彼なりの誇りを見出し、好ましく感じた。

Posted by ブクログ

2011/07/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ニューヨークの社交界を舞台にした作品。 題にあるイノセンスは「作られた無垢」を指すと言われているそう。 登場人物がたくさん出てくるうえに、同じ人でも、~夫人と呼ばれたり、ファーストネームで呼ばれたりと違う呼ばれ方をするので、物語を知っていてもはじめはちょっと混乱するかもだけれど、そこは少しの辛抱。 家系図を書いていると、どこかしらでみんな繋がっていることが分かってくる。 金髪のメイと褐色の髪をもつエレン。 どちらも憎めない女性。 メイが妊娠を告げるときには女って怖いな…と思う。

Posted by ブクログ

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