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オウム真理教の軌跡 岩波ブックレット379
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オウム真理教の軌跡 岩波ブックレット379

島薗進(著者)

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オウム真理教の軌跡 岩波ブックレット379

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 1995/07/20
JAN 9784000033190

オウム真理教の軌跡

¥427

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2013/03/17

オウム問題を客観的に分析したブックレット。 やはり、この教団も物質中心主義社会からの脱却を強く打ち出していた。麻原は原始仏典やGLAの高橋信次の著作に触れ、阿含宗にも入信するという経緯を持つ。 次第に、グルに対する絶対的帰依の精神が説かれ、破壊的な宗教集団となっていくのであ...

オウム問題を客観的に分析したブックレット。 やはり、この教団も物質中心主義社会からの脱却を強く打ち出していた。麻原は原始仏典やGLAの高橋信次の著作に触れ、阿含宗にも入信するという経緯を持つ。 次第に、グルに対する絶対的帰依の精神が説かれ、破壊的な宗教集団となっていくのである。 おそらく、内部の信者でも自分が「マインドコントロールされている」などとは思っていなかっただろう。 最近、仏教の世界に興味を持ち始めた私なのだが、生まれる時代が違っていたら、オウムに惹かれていたという可能性も否定はできないので、怖い。 「オウム真理教の信徒らの主観の中では、この宗教は近代的な自由の限界を超えて未来を切り開く最前線に位置するものだったかもしれない。しかし、実際は、この教団こそ近代的な自由の退廃を最も悲惨な形で体現することになってしまった。」 現代の日本はまさに「宗教のない時代」といえよう。 そのなかで、私たちはどのような足取りを歩むべきであろうか?

Posted by ブクログ

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