商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 新人物往来社/ |
発売年月日 | 1995/12/06 |
JAN | 9784404023063 |
- 書籍
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土方歳三・沖田総司全書簡集
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土方歳三・沖田総司全書簡集
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商品レビュー
4.3
4件のお客様レビュー
『手紙』を見ると、やはりその人々が『生きて』いたのがよく分かってジーンとする。 沖田総司の字を初めてみた。 なんとなく、繊細な几帳面な人やったんやろなぁと思った。 土方歳三の年賀状を代筆させられてるのがめちゃくちゃ面白い。 普通に生きてたんやなぁ… 時代や幕府のせいでめちゃくちゃ...
『手紙』を見ると、やはりその人々が『生きて』いたのがよく分かってジーンとする。 沖田総司の字を初めてみた。 なんとなく、繊細な几帳面な人やったんやろなぁと思った。 土方歳三の年賀状を代筆させられてるのがめちゃくちゃ面白い。 普通に生きてたんやなぁ… 時代や幕府のせいでめちゃくちゃになってしまったんやろうけど…手紙を読めて良かった。
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伊達政宗の手紙に関する本を読んで以来、有名な故人の手紙に興味を持ち、手に取りました。 現物の写真、そのままの書き起こし(いわば白文)、レ点を打った後の読み下し文と掲載してくれているので、故人の筆跡をたどりながら、書の鑑賞としても楽しめます。(相当、しんどいですが。。。) 伊達...
伊達政宗の手紙に関する本を読んで以来、有名な故人の手紙に興味を持ち、手に取りました。 現物の写真、そのままの書き起こし(いわば白文)、レ点を打った後の読み下し文と掲載してくれているので、故人の筆跡をたどりながら、書の鑑賞としても楽しめます。(相当、しんどいですが。。。) 伊達政宗公と違い、土方の推測される書の流派については記載あるものの、沖田についてはなく、二人の筆が素晴らしいものなのかは、字が下手な私には分からずです。 また、政宗公と違い、土方が若干、芸子にもててもててみたいな内容を一度送ってて、それに関する歌を読んでいる以外は、いたって真面目な内容で、ここからも土方が冷徹だと言われてしまうのもあるのかもと感じた。 沖田については、山南が亡くなった(介添えが沖田自身)ことを述べる手紙を書くために、前置きが長かったり、師匠が病気であるらしいが、自分も病気で見舞いに行けない、でも私の病気の方は快方に向かい心配ない(当時の不治の病の結核だったので、そんなはずない)と書き送ったり、優しさが垣間見える。 著者後書きにもあるが、意外だったのは、その筆跡。 土方の筆跡の方が、字の大きさ、行間、改行しかり大らかに見える。沖田の方が小さい字で、行間狭く書き連ね、神経質に見える。 沖田が土方の代わりに代筆したと思われる賀状などもあり面白い。 また、剣一本を武器に生き抜いた二人なのに、まめに賀状を出したり、前置きを丁寧に書いてある手紙が多く、どんなに大胆に思える歴史上の人物でも細かい気配りを忘れないのだから、私も忘れてはいけないとも感じた。 歴史的に貴重な書籍だと思いますが、伊達政宗公の内容には及ばず(残っている手紙が限られているし、故人のキャラに負うものが大きいですが)ということで、★3つにしました。でも良書です。
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ページの上半分に資料を見ながら下半分に解読文・書き下し文・解説が並ぶ構成。未熟な私としては訳もあると有り難かったです(ノ∀`*)本人が書いた物をそのまま読むことで、当時確かに生きてそこにいた彼らの息吹きをリアルに感じることができました。土方さんの恋文自慢は意外とお調子ものな一面を...
ページの上半分に資料を見ながら下半分に解読文・書き下し文・解説が並ぶ構成。未熟な私としては訳もあると有り難かったです(ノ∀`*)本人が書いた物をそのまま読むことで、当時確かに生きてそこにいた彼らの息吹きをリアルに感じることができました。土方さんの恋文自慢は意外とお調子ものな一面を持っていたのだと感じるし、病の沖田さんが病床の師匠を心配する手紙は天真爛漫にみえて実は細やかな気遣いができる本当に優しい若者だったのだと感じて涙が滲みます。両名の筆跡や文章の癖もまた面白い。著者もあとがきに記されていたように、手紙が一番「本人が遺した物」と呼ぶに相応しい遺品かもしれません。
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