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ラファエロ真贋事件 新潮文庫
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ラファエロ真贋事件 新潮文庫

イアン・ペアズ(著者), 鎌田三平(訳者)

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ラファエロ真贋事件 新潮文庫

555

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 新潮社/
発売年月日 1995/10/01
JAN 9784102470015

ラファエロ真贋事件

¥555

商品レビュー

3

2件のお客様レビュー

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2013/09/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

イタリアの貴重な芸術品が流出していく状況に興味が湧く。ストーリー自体もアートミステリーとしてそれなりに面白かった。絵が燃えたり人が殺されたりする辺りから、現実味が薄れてきて残念だった。もっと、絵そのものの描写や、画家やその作品をめぐる人間模様や背景、登場人物たちの芸術に対する思い入れ、葛藤などが出ていたら良かったと思う。

Posted by ブクログ

2011/10/31

 つい先日、過去に盗まれたピカソの絵画が見つかったというニュースが世界を駆けめぐったのが記憶に新しいところだが、美術品盗難事件は謎が多い。不謹慎だが、美術品の真贋や盗品にまつわる話題にはある種のロマンとストーリーを感じてしまう。この作品もそんな美術犯罪を扱ったミステリー。ローマの...

 つい先日、過去に盗まれたピカソの絵画が見つかったというニュースが世界を駆けめぐったのが記憶に新しいところだが、美術品盗難事件は謎が多い。不謹慎だが、美術品の真贋や盗品にまつわる話題にはある種のロマンとストーリーを感じてしまう。この作品もそんな美術犯罪を扱ったミステリー。ローマの場末にある小さな教会にイギリス人の青年が侵入、放浪罪で保護された。彼は美術史を専攻する大学院生で、侵入したその教会には、聖画に擬装されたラファエロの知られざる傑作が一世紀以上にもわたり飾られてきたはずだと供述。しかも彼が教会に侵入した時には、その絵は既になくなっていたというが…。  ローマをはじめ、イギリス、スイスとヨーロッパ各地が登場するのも楽しめるところ。絵画に興味のない人でもヨーロッパへの憧れがかき立てられる一冊になっている。

Posted by ブクログ

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