商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 筑摩書房/ |
発売年月日 | 1994/12/06 |
JAN | 9784480029348 |
- 書籍
- 文庫
女の人生すごろく
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女の人生すごろく
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商品レビュー
4
4件のお客様レビュー
心理学、あまり詳しくないのでところどころ「??」というところがあった。 女の置かれる状況を年代別に追っていく。 私は年齢的にはもう「あがり」になっていてもおかしくはないので、自分の歴史と照らしながら読み進めた感じだ。 わかったことは、私は女のすごろくの一番初めの段階、思春期編で...
心理学、あまり詳しくないのでところどころ「??」というところがあった。 女の置かれる状況を年代別に追っていく。 私は年齢的にはもう「あがり」になっていてもおかしくはないので、自分の歴史と照らしながら読み進めた感じだ。 わかったことは、私は女のすごろくの一番初めの段階、思春期編でつまずいてるようだということ…(笑) 「自分の身体が、実は自分のものではなくて、誰かの快楽のための道具であり、誰かに観賞されるものである」ということを25歳になってもまだ受け入れられないでいる。 (というか、受け入れられなくて当然だよ!) 今はもうちょっと観賞される側の女、観賞する側の男、という図式は揺らいできてるけど、まだ揺らいできてない上の世代が社会を牛耳ってるので、何も変わってないのと一緒かもしれない。うーん? あとがきはしびれた。 「短大生は私です。私は私のためにこの本を書きました。ここには、絶望とその結果の奴隷の知恵と、それに抵抗したい女のあがきが収められているはずです。」 小倉さん、初めて読んだが、頼もしく思った。
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読んでいると、自分の過去を思い出してしまうような本でした。思春期の頃に読んでおきたかった。『結婚の条件』みたいに続編が出ないかな、と思ってるのですが15年以上経った今も大して変わっていないので多分出ないでしょうね。
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現代女性の、子供時代から結婚までの道のり(=すごろく)を辛辣に書いた心理学書は上等の社会批判にもなっています。少し古い本ですが、現在でもこの状況はあんまり変わってないと思う(泣)のでどうぞ御一読を。
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