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運命の馬ダークリング 世界の青春ノベルズ
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運命の馬ダークリング 世界の青春ノベルズ

K.M.ペイトン(著者), 掛川恭子(訳者)

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運命の馬ダークリング 世界の青春ノベルズ

2,564

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店/
発売年月日 1994/07/07
JAN 9784001155334

運命の馬ダークリング

¥2,564

商品レビュー

4

5件のお客様レビュー

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2026/08/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

さすがのペイトン×掛川恭子さん。 面白い…しかし、やや暗いし長い。 ペイトンが大好きな「馬」が中心にある物語だが、貧富の差、家族のつながりと不和、恋愛、若い女性の自立への道など、いろんなキーワードが連なって複雑な物語だった。 貧乏一家に生きる女子高生が、身勝手だが自分を愛してくれた酒とタバコとペットと賭け事が大好きの祖父から、暴れん坊の黒い馬ダークリングをもらうところから、ストーリーは始める。 祖父マーフィーはずっと激しく自分勝手で、主人公を困った立場におくこともしばしば。 それでも、主人公にとってこの祖父は大事な人でもある。 隣家(というか過去の雇い主?)との過去の因縁はややドロドロしていて読むのがキツかった。 そうだった、ペイトンといえば、ドロドロの愛憎ファミリーだ。 後半に行くに従って、主人公ジェニーが金持ち幼馴染のゴダードとの恋愛や肉体関係にハマっちゃったらどうしようとヒヤヒヤしていたけど、最後には男どころか、ダークリングからも身を離してしまうのにびっくり。 祖父やストローといった、自分に優しくしてくれた人たちと過ごすことに安心を覚える穏やかなラストにホッとした。 読んでいる間、ずっと心拍数が上がっていた気がします。 ダークリングが来てからというもの、ダークリングが自分にしか懐かず、ずっとその世話を生活の中心において、将来のことまで激しく影響を受けて束縛されるさまは、、、なんていうか、育児と一緒だなと思った。ううう。

Posted by ブクログ

2024/10/24
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思春期のいらだち、ふてくされ。どうしようもない親。馬とまわりの善意が彼女を立ち直らせる。癒しと成長の物語。

Posted by ブクログ

2014/01/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ペイトンの作品に初めて出会ったのは、中学の図書室、「卒業の夏」だった。 主人公のペンは、自分の性格、境遇、才能に悩み、自分の将来に悩んでいた。それが、ちょうど自分の思春期にも重なり、苦しかった。 そして、ようやく念願のこの本を読むことができた。 ペイトンの作品は、いつも最後が “決まらない”。 まとまっていないとか、落ちがないとか、締まらないというような意味ではなく、「大団円」や「Happy End」、「めでたしめでたし」で終わらないということ。 この作品でも、ダークリングが優勝し、母親も幸せを掴み、ゴダードに愛され、求められ、アメリカに行けることになったというのに、ジェニーは祖父マーフィの最期を看取るために、イギリスに残ることを選択する。 ジェニーは泣いて、自分の選択を後悔して、泣き伏す。 その後、どんな運命になるのかは、誰にもわからない。ゴダードは戻ってくるのか、ダークリングは勝てるのか、マーフィはどうなるのか、そして、ジェニーはどう生きていくことになるのか。幸せは掴めるのか。何一つ、わからない。 でも、泣くだけ泣いて、ジェニーは立ち上がるのだ。 人生は一つの「めでたし」では終わらないし、その先に、まだまだ続きがある。運だけでは何も始まらない。人生は、自分の力で切り開いていくしかないのだ。 それは絶望でも、諦めでもなく、力強い希望なのだと、ペイトンは語っているように思う。

Posted by ブクログ

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