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形而上学入門 平凡社ライブラリー70
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 平凡社/ |
発売年月日 | 1994/09/15 |
JAN | 9784582760705 |
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形而上学入門
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形而上学入門
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商品レビュー
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13件のお客様レビュー
再読。1935年の講義草稿を元として手を入れ、1953年に出版されたもの。とても一度の講義でここまで話したとは思えないような、何十ページにもわたる長い章があったりして、読むのに結構苦労した。 パルメニデスやヘラクレイトスの言葉を掘り下げていく辺りなどが興味深かった。 意味が...
再読。1935年の講義草稿を元として手を入れ、1953年に出版されたもの。とても一度の講義でここまで話したとは思えないような、何十ページにもわたる長い章があったりして、読むのに結構苦労した。 パルメニデスやヘラクレイトスの言葉を掘り下げていく辺りなどが興味深かった。 意味が掴みがたい部分も多く、ハイデッガーのあまりにも独特な言葉遣いでどうしてもつまずきがちなのだが、『存在と時間』も数回読み返すことで理解が進んだのだから、本書も再読を繰り返せば、また新たな地平を見いだせるかも知れない。 以前から感じていて気になっていたのだが、ハイデッガーの思想には文学性と呼ぶべきカラーが色濃いのではないか。徹底的にクールな『イデーン』のフッサールに対し、ハイデッガーのスタンスは文学的で、何かしらの情動も籠められているようにも見える。 本書の中では、「ヨーロッパの文明史におけるドイツの役割」のようなことに熱弁を振るっている箇所もあり、その辺は少々「酔っ払い」っぽいような気もする。こういう妙な使命感やら歴史意識におのれの血圧を上昇させる傾向が、どうも近代のドイツの著作家にしばしば見られるし(ニーチェなんか四六時中酔っ払っているイメージだ)、思うにヒトラーの演説とはこうした酔っ払いを鼓舞するテクノロジーだったのではないか。 そんな思いも秘めつつ、もう少しハイデッガー哲学を探索してみる。
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p88.精神とは存在の本質への根源的に気分付けられた知的決意性である。 CGJung同様に精神の道具化が、精神の知性化という矮小化を生んだ。 p90.存在という語の虚しさ、その呼称力の減退は、、、存在への関連が破壊されているということ、これが言葉への我々の間違った関係全体の本来の...
p88.精神とは存在の本質への根源的に気分付けられた知的決意性である。 CGJung同様に精神の道具化が、精神の知性化という矮小化を生んだ。 p90.存在という語の虚しさ、その呼称力の減退は、、、存在への関連が破壊されているということ、これが言葉への我々の間違った関係全体の本来の原因である。(一部訳変更) こうして存在という語の発生、歴史的解体が始まります。 この解体の過程でphysisについて分析します。 そして、彼は言います。 p109. 存在は存在者から退いてしまった。
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原書名:Einführung in die Metaphysik 1 形而上学の根本の問い 2 「ある」という語の文法と語原学とによせて 3 存在の本質についての問い 4 存在の限定 付・シュピーゲル対談 著者:マルティン・ハイデッガー(Heidegger, Martin, ...
原書名:Einführung in die Metaphysik 1 形而上学の根本の問い 2 「ある」という語の文法と語原学とによせて 3 存在の本質についての問い 4 存在の限定 付・シュピーゲル対談 著者:マルティン・ハイデッガー(Heidegger, Martin, 1889-1976、ドイツ、哲学) 訳者:川原栄峰(1921-2007、徳島県、哲学)
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