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バッド・プレース 文春文庫
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バッド・プレース 文春文庫

ディーン・クーンツ(著者), 中川聖(訳者)

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バッド・プレース 文春文庫

770

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋/
発売年月日 1994/04/10
JAN 9784167254063

バッド・プレース

¥770

商品レビュー

4

5件のお客様レビュー

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2010/05/28

自分が誰か忘れてしま…

自分が誰か忘れてしまった男が何物かに追われる。クーンツらしいB級ホラー的傑作。

文庫OFF

2010/05/28

目に見えぬ敵と、自分…

目に見えぬ敵と、自分が無意識裡にどこへ行ってしまう二重の恐怖を描くスリラー。

文庫OFF

2020/11/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今回もクーンツは非常に魅力的な導入部を演出してくれる。 ふと目が醒めると知らない所にいる男、フランク。最初は簡単な依頼かと思われたあるコンピュータ会社の仕事で危機一髪の危難に見舞われる夫婦探偵。このフランクの、見知らぬ場所で目覚めるという設定のオチがテレポートだったとき、『ライトニング』など散々使い古された手の亜流でしかないのかと思われたが、最後に明かされるフランク、キャンディらポラード一族の血縁のおぞましさにはかなりガツンと来た。これほどの真相はかの名作『ウィスパーズ』に勝るとも劣らない。 兄妹の近親相姦、両性具有者による単独懐胎、異常な男性器を持つ男。これをフランク及びキャンディがテレポート能力を持つに至った事を原因付ける強引さ。これほど畸形遺伝子を並べると納得させられるから怖い。しかし、ここまでやると次はどんな手が残されているのだろうか? しかし、往々にして苦労して手に入れた小説というものはその希少さゆえ駄作であるというのがパターンとして多い―売れないから重版されない、つまり手に入れにくい―のだが、今回は違った。寧ろ世評が低いのが不思議である。着地も突飛ながら私的には許せる範囲だし、結末もボビーとジュリーのエピローグもあって纏められている。 いやあ、東京、横浜、博多と探し当てた甲斐があったよ。

Posted by ブクログ

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