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内面のノンフィクション 福武文庫
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内面のノンフィクション 福武文庫

山田詠美(著者)

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内面のノンフィクション 福武文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 福武書店
発売年月日 1994/08/05
JAN 9784828832920

内面のノンフィクション

¥555

商品レビュー

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2022/01/29

単行本が絶版になるも文庫で発売されていた頃から読みたいなと思っていたが、表紙カバーでローズ色に染まる著者近影が使われている文春文庫版をジャケ買いする気には何故だかならないし、そんな本ならそもそも読む必要ないわとこれも何故だか決めつけてしまったので、暫く存在すらも忘れ遠ざかっていた...

単行本が絶版になるも文庫で発売されていた頃から読みたいなと思っていたが、表紙カバーでローズ色に染まる著者近影が使われている文春文庫版をジャケ買いする気には何故だかならないし、そんな本ならそもそも読む必要ないわとこれも何故だか決めつけてしまったので、暫く存在すらも忘れ遠ざかっていたものだけれど、旧文庫版はカバー装画に佐野洋子が起用されていて全く違う印象(それも素晴らしい見栄えの)だということが最近判明したので、古本屋を探して漸く福武文庫版が手に入ったので読んだ。 表題の佐伯一麦との対談が一番分量が多く読みごたえがあった。「内面は必ずノンフィクションになってしまう」と作家同士が会話しながら赤裸々に明かす様々が興味深い一冊。著者より先輩の作家が多いので、聞き役に回ってあまり発言がないように思うものもあるが、近頃鬼籍に入った瀬戸内寂聴が対談を振り返って評した「喋るより喋らせるのが対談の巧者です」という言葉がものの見事にフォローしている。

Posted by ブクログ

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